まず初めに、緋銅の素材は、純銅を使用しています。
そのため、下記の項目をご確認の上、ご検討していただきますようお願い致します。
1. 純銅には、合金と比べて硬さは低くなります。
そのため、常に身につけたい、という方には、お出掛けの時など場面ごとにつけ外しを行う、お洒落使いをおすすめしています。
⇒ 普段から身につけたい場合、チェーンなどに通してネックレスとして使用されている方もいます。
2. 緋色の被膜は、削られたり、厚みが薄くなると、普段見ている元の銅の色に戻っていきます。
⇒ 一番綺麗な状態で納品しますので、そこからの色の変化を楽しんでいただければ幸いです。
3. 指輪が歪んでしまった場合は、身につけた状態で天地を回して使用してください。
⇒ 戻そうとして無理に力を加えると、被膜が剥がれる原因になります。
4. 直射日光が当たる場所など、銅が熱くなるような場所でのご使用はお控えください。
⇒ 汗(体質には個人差があります)や化粧品などによって被膜が薄れることが稀にあります。
以上
その他、お気になる点などがありましたら、お問い合わせください。
オーダー制作において、必要な項目は、下記の通りです。
1. 指のサイズ(号数)
⇒ 半番(0.5号)も対応します。通常サイズ+0.5号をおすすめしています。
⇒対応サイズは、鏡面1号・鎚目2号(制作可能最小号数)~27.5号(現在の最大号数実績)となります。
2. 幅
4.0mmと5.0mmが多いです。(現在の実績最大数は11.0mm)
⇒ 16号までは、4.0mmから0.5mm刻みで対応しています。
⇒ 17号からは、5.0mmから0.5mm刻みで対応しています。
3. 表面の仕上げ
⇒ 鏡面もしくは鎚目。なお、表面は平打ちに近い平甲丸となります。
作品については、下記の写真を参考にしてください。
なお、納品時のリングケースは異なります。
2019年5月1日より緋銅オーダーリングは、「緋銅オーダーリングPLUS」へと変更になりました。
2022年3月10日より緋銅オーダーリングPLUSの料金は、25.000円(税抜)~となりました。
現在は、厚さ1.8mmの銅板から糸鋸で切り出す作業から、行程はすべて手仕事で制作しています。
最初に、指定された号数と幅になるように、指輪の試作を行います。
おおよそ3本の試作の中から、ベストの寸法を算出します。
その後、1本のご依頼の場合でも、同じ指輪を3本ごと制作していきます。
理由は、緋銅にする最終工程で、納品レベルの仕上がりに成功する確率を高めるためです。
もし、3本すべて失敗した場合には、納品レベルになるまで同じセット形式で制作を繰り返し行います。
※ブログ『緋銅の指輪づくり体験について』
ご依頼を受けるので、皆さまに喜んで頂くためには、自分が魅了される作品であるべきと考えます。
記念品として選んで良かったとご満足していただけるよう、作品作りに取り組んでいます。
言葉や文章、写真だけでは、緋銅の指輪を制作するにあたり、込める想いや熱量は伝わりにくいものです。
そこで、ペアリングのオーダーを頂きましたS様の指輪制作の流れを撮影した動画を作成しましたので、ご覧ください。
指輪の作り方は、他の金属の場合は異なり、また、他で紹介されている緋銅リングとも異なります。
誰が見ても魅了される鮮やかで美しい緋銅の指輪を、自分が極めた作り方となります。
いかなる理由があっても、自分に妥協することなく、自分がこれ以上ない一番の作品だと自信をもってお渡しすることを心掛けています。
そのため、時期にもよりますが、1カ月前後を納期の目安にしてください。
ここまでが、緋銅オーダーリングの説明となります。
緋銅オーダーリングについて、ご興味を持っていただけた方は、お問い合せフォームからご連絡をしてください。
あらためて、ご説明をさせて頂き、必要項目の打ち合わせを行っていきますので、よろしくお願い致します。
冒頭で、緋銅リングのマイナス面を包み隠さず説明させて頂きました。
もちろん、過去にはマイナス面を改善するための試みをしたこともあります。
しかし、手を加えない自然のままの緋銅が、最も綺麗で魅力があり、銅のエネルギーが伝わるとの結論に至りました。
そこで、別の視点から双方が満足できる方法を考えました。
・こだわり自信をもってお渡しするリング
・身につけることを楽しみにしている
・記念のリング
制作過程では、3本のリングを作りますが、そこに着目しました。
納品レベルに満たなかったリングをお試し品として、まず身につけて楽しんでいただこう。
そして、その間は、納品のリングは、飾って眺めて楽しんでもらおう。
緋銅オーダーリングPLUSとは、1本(納品レベル)+1本(試着用)となります。
これまでは検討されている方へ限定にお伝えしておりましたが、2021年3月、内容を公開する事に致しました。