手作り婚約指輪でサプライズプロポーズを受けたM.O様から感想を頂きました。
お付き合いから入籍までの日が短く、「婚約指輪はなくても良いなー」と思っていたのに、まさか忙しい中時間を作って、しかも手作りしてくれていたとは!!
と、まずは驚きでした。
自分の趣味にちなんだデザインで、手作りとは思えない完成度に感動しました。世界に1つしかない、自分の為だけにデザインして作られた婚約指輪の重みを日が経つごとに実感し毎日つけています。
これまでの経験則や常識と言われた固定概念をすべて壊してくれたのが、M.O様です。
時間を費やしながら、想いを込めて奇麗に作りあげた彼の渾身の愛に満ちた手作りの婚約指輪。
たった1年間でこの有様。至る所に小さなキズがつきまくり。多少の歪み。一部つや消し部分は光沢に変化している場所もある。
正直、見たときは唖然として一体どんな使い方をしたかを推測するほどでした。
変わり果てた婚約指輪を彼がどう思っているかはここでは別として、個人的にはとても興味深い。
気持ちいいほどの使いっぷり。そこにはつけることへの躊躇は微塵も感じられない。
世間で言われる常識、婚約指輪選びのアドバイスなんてまったく通用しない領域がある。
その領域には普遍的な価値で満たされている。
おふたりといろいろと話をすることで理解できました。
彼女はあのときの彼の行動や手作りの婚約指輪で心が常に満たされていると感じた。
当時の打ち合せから制作までの想い出が甦る。手作り指輪は、それぞれが素敵な想い出深い物語の短編集。
これまでは、送り出すという立場から最近は手作り指輪のその後に立ち会う機会が増えたことは本当に嬉しい。
まさに感謝!!
絶対の本質と永遠の誓いの証。純粋意識で作られた想念の婚約指輪には幸福が宿っています。
幸福意識から、自発的に婚約指輪を身につけたいという気持ちになります。
この婚約指輪は1周年を節目にお預かりして、新品同様に奇麗にさせて頂きました。アクセサリーとジュエリーの違いはここだと思う。
アクセサリーは使い捨て。多様性。
ジュエリーは代々引き継がれる耐久性のあるもの。一元性。
ジュエリーデザイナーとも職人とも違う視点で考えます。
宝飾専門店ではなく、手作り指輪専門店です。
リングプランナーの役割は、その方の想いを指輪というカタチにするお手伝いをすることのほかありません。
手作り指輪が絶対の存在とは言いません。ただ、手作り指輪でしか作り出すことの出来ない至福領域は存在します。
純粋に理念である【感動と喜びを増やす】ことを日々行っていたい。
自分に才能があるとするのなら、手作り指輪が理念実現するためのもっとも得意とする自分の技術なんだと確信した日でもありました。