九段下 科学技術館
博物ふぇすてぃばる!の出展理由は、自然科学、生物学、古生物、鉱物、化学、数学、物理学、人文科学、考古学、歴史、天文学、工学などなど博物学や様々な学術ジャンル、蒐集ジャンルを題材にした創作・展示・研究の販売・発表イベントで、緋銅をお披露目したいと思ったからです。
また、作品を通じて緋銅の魅力を伝える方法は、博物ふぇすてぃばる!の方向性と似ています。
このイベントにお越しになる方たちの多くは、好奇心と期待感をもって興味のある専門分野を増やしたり深めたり、また、お子様の学問への関心を高める場所というのも、出展したいと思う理由です。
博物ふぇすてぃばる!の魅力が、「自然史や学問って面白いんだ!」と伝えたい人達が「何か面白い事ないかな?」と思っている人達を虜にする事ができるのがこのイベントの最大の魅力というのなら、緋銅は適していると確信しました。
緋銅の作品を、九段下にある科学技術館でお披露目できる機会を頂けたことは、とても嬉しいです。
今回は通常開催とは異なりますが、2日間ご来場される方たちに、作品を通じて緋銅の魅力を伝えたいと思います。
【ガクモンからエンタメ☆】
出展を申し込む前に、ハードルとなったのが物販ブースでは参加必須条件の「ガクモンからエンタメ☆」でした。
何をテーマにするというよりは、演出方法でした。
各自ブース内で、発表コーナーを設置することになっていますが、ブース面積(狭い)から備品のレイアウトを考える必要がありました。
ただ、今回は感染症防止対策の一環として、自由参加形式となりましたので、通常の設営を行います。
今後のこともありますので、2日間を通じてガクモンからエンタメ☆を学びたいと思います。

入場チケットは前売りに限ります
感染症対策の為、2日間の開催に際して4つの部にわけて前売チケット(数量限定)の販売のみとなります。
【各部時間割り】
11日㈯
11:00~14:00 (前半の部)
14:00~14:30 換気および前半の部の方は退場(この間販売は休止)
14:30~17:30 (後半の部)
12日㈰
10:00~13:00 (前半の部)
13:00~13:30 換気および前半の部の方は退場(この間販売は休止)
13:30~16:30 (後半の部)
※1日1回入れ替えがあり、こちらは感染症対策として換気を主な目的としております。
※各部ごとに入場料が必要となります。
なお、おなじ方が(土)前半の部、(土)後半の部、(日)前半の部というように複数購入することも 可能です。
※前半の部に参加された方が後半の部にも 参加したい方は入れ替え時間に退出後、 後半の部の列に並びなおし再度ご入場ください。 (その際事前に前半の部、後半の部の前売り券の 購入が必要です。)

会場までのアクセス
【会場までの道のりについて】
今回、最寄り駅は竹橋駅のみとなります。
(オリンピック関係で会場までの道が九段下駅方面は全面的に通行止めとなっております。)
※竹橋駅およびその周辺にはATM・コンビニがありませんのでご注意ください。
出展ブース
会場は7つのフロアで構成されていて、総勢300以上様々なジャンルのブースが出展します。
最初の選考では落選の結果となりましたが、その後、開催延期や開催内容の変更などに伴い、空きができました。
繰り上げ当選のような形での出展となりましたので、最終フロアでも仕方ありません。
それでも、両日出展を考慮してくださったのか、Fのフロアから入ったところの角ブースG-19です。
角は初めてのことなので、当日の設営が楽しみです。

イベント詳細
博物ふぇすてぃばる!7 【初出展】
開催日:2021年9月11日㈯・12日㈰
開催時間:11日11:00~14:00/14:30~17:30 12日10:00~13:00/13:30~16:30
開催場所:科学技術館1階催事場(九段下)
ブース番号:G-19
住所:東京都千代田区北の丸公園2番1号
※屋内開催
※小学生以下無料(保護者同伴の元)
※入場は前売チケット(数量限定)が必要です
準備期間1カ月
開催当日までは約1カ月あります。
この期間、出展予定もないので工房で作品作りとなります。
この機会に、新しい作品作りに挑戦したり、当日の演出方法を考えたいと思います。

出展を終えて
まずは、現在の新型コロナウイルスの感染状況の中、感染防止対策を実施のもと、開催して頂いた主催者さま、スタッフのみなさまに心から感謝します。
しっかりされた運営の中、無事に2日間を楽しく終えることが出来ました。
【これまでとは全く違った雰囲気での開催】
過去に出展されている作家さんのお話では、例年たくさんの人たちで賑わうようで、今回は出展者も含め来場者の方も少なかったそうです。
「こんな状況だから仕方ないです。来てくださる方がいることは本当に嬉しいです。」という声も多々聞きました。
メインである『ガクモンからエンタメ☆』がないのを惜しむ来場者さまの声もありました。
特殊なイベントというよりは、スペシャルな想いの強いイベントだと感じました。
【2日間の感想】
初日の朝、会場で自分のブースを見たときには、正直戸惑いました。
「(後ろの出展者がレンタルされたパーテーションがあり)後ろは狭いから通れない、どうしようか。」
早めに会場入りしたので、試行錯誤する時間がありました。
角ブースを活かし、入口側の机横を立ち位置にしました。
隣の方がいたのですが、出展を取消されたようで2日間不在でした。
120cmのテーブルのため、正面は3人くらいのスペースしかなかったので、側面も利用できたことは良かったです。
※次回はテーブルサイズは課題材料
※ガクタメはイーゼル利用
【次回開催時のレイアウトはブースとブースの間隔を空けて欲しい】
ひとつだけ要望として、(ソーシャルディスタンス)隣接するブース間の距離は空けて頂けると嬉しいです。
察するに、自分のスペースを守らずにものを置く出展者は少なからずいるので、そのトラブル防止から間隔を作らないという考えも理解できます。
また、これまでよりも出展者数を減らす必要もあるので運営にも影響が起こると思います。
しかしながら、当面は密にならないよう開催する流れになると思うので、ご検討頂ければ幸いです。
【次回の開催にあたり】
今回の出展で、『ガクモンからエンタメ☆』について、ある程度理解が出来ました。
そして、次回参加条件となっても、何をするのかはイメージが湧きました。
人気のあるイベントなので、次回も選考となると思いますが、次回も申込みすることを決めました。

緋銅に興味をもってくださり、本当にありがとうございました
最後に、博物ふぇすてぃばる!の公式Twitterで、毎日のように告知される作家さんには刺激を受けましたし、特化された技術や作品を見て、開催直前には、落選のこともあり、緋銅は皆さんに受入れてもらえるのだろうか、この作品で大丈夫だろうかと頭をよぎることもありました。
今回は3時間で会場内を巡るという制限のある中で、来場者さまの気持ちに立って、出来るだけ端的に手短に説明しようと心掛けて挑みました。
『作品モチーフ』と『緋銅制作の流れイメージ』のポップを制作し、名刺もたくさん印刷して準備しました。
足を止めて頂いた方には、名刺だけはお渡ししようと声掛けさせて頂きました。
しかし、混雑時、金具交換時などは、対応できないこともあり、本当に申し訳ない気持ちです。
この機会に緋銅に興味をもって頂いたり、事前に緋銅を調べてくださってから足を運んでくださる方、以前別の会場でお会いした方、2日間ご来場された方など、各部で新しいご縁や再会など楽しい時間を過ごさせて頂きました。
前半の部と後半の部の2部構成については、結果として自分には良かったです。
30分の間で、後半に向けて準備する時間となったので、1日が1.5日もしくは2日出展のような感覚でした。
唯一残念だと思うことは、出展者の撤収姿勢です。
2日目の後半の部の終了時間は、16:30にもかかわらず、終わるまで開催ムードは壊して欲しくなかったですね。
2日間を通じて、当初の不安な気持ちは、勇気に変わりました。
ここでも緋銅に興味をもってくださる方がいることが実感できたことは、今後の活動の励みになりました。
作品を通じて緋銅の魅力を伝えることができて、本当に嬉しいです。
これからも、皆さまに喜んでいただけるような魅力ある緋銅作品作りを継続していきたいと思います。