またか…(ウンザリ)
今に始まったことではないのですが、店宛に色々な営業メールが定期的に届きます。
その度に、迷惑メールに設定するので、年々数は減ってはいますが、今日もまた届き、「またか…(ウンザリ)」という気分を味あわせて頂きました。
しかし、この営業メールのツールは、いつの時代でも王道なんだなと、感心します。
メールの内容は一応目は通すのですが(笑)、前々から何かしら気になる部分がありました。
でも、そこは軽く流して、迷惑メール設定の作業を行っていました。
今回も、お決まりの「またか…(ウンザリ)」になり、「…う~ん、どうしてこういう気分になるのか?」と、ちょっと受け止めてみました。
もしかしたら、この原因が好きになれば、営業話にも興味を持つかも?
それはありえないですが、今後は今よりは前向きな気分でスルーが出来ると思い、自己分析してみることにしました。
ここからは、自己分析の結果を綴っていますので、お時間がありましたら、このままお読みくださると嬉しいです。
この2つで迷惑メールと判断
メールの内容でここが気になる!というのを絞ると、大きく分けると2つでした。
案内の内容云々というよりも、整理すると最初と最後に答えがありました。
この2つの条件が揃うと躊躇することなく迷惑メールに設定しています。
ここからは、その2つのことを綴っていきます。
1. 「RINPLA 様 平素より大変お世話になっております。」
まず、「お世話してないし!誰だよお前、知らないよ!」ってツッコミたいですよね笑
そもそも、「お世話」とは、尽力すること、面倒をみること、間に立って斡旋すること、などに使われる言葉です。
当然、一度も面識がない相手ですから、「お世話になっております」という挨拶を使うのは腑に落ちない。
さらに、「平素より」は、「普段から」、「日ごろから」を丁寧に表現した言葉ですから、まったく身に覚えのないことを言われています。
そして、極めつけが、「大変」です。ここでの大変は、程度のはなはだしいさま。非常に。たいそうを意味しますから、言われている意味がわかりません。
ビジネスメールでは必須と思われてのことだと受け止めていますが、ここはカットした方がいいと思います。
例えば、こんな感じ。
「RINPLA 様 ◯◯会社の◯◯と申します。 突然のご連絡、失礼致します。」
その後に、「本日は、◯◯の御案内でご連絡差し上げました。」と本題に移る流れのほうが、相手の印象は良いと思います。
基本マナーとして、まずは相手の気持ちを第一に考えてください!
2. 【メールが不要の際はお手数ですがその旨、こちらのメールの返信にてお申し付け下さい】
お手数ですがの、「手数」には、それをするのに要する動作・作業などの数。また、他人のためにことさらにかける手間という意味があります。
この手数に「お」を付けると、丁寧な表現になり、さらに「が」という反対のことを続ける接続詞を付けています。
「お手数ですが」は、手間がかかることですが、そこをなんとかしてほしい、という願いを込められています。
冒頭に、 「突然のご連絡、失礼致します。」と始まっているのですから、最初から相手から時間を頂いています。
その結末に、「メールが不要の際はお手数ですがその旨、こちらのメールの返信にてお申し付け下さい」とはどんな意味ですか?
もし、返信しなければ、今後も私はあなたからのメールを待っていますという意味になるのでしょうか?
ご縁を大切にしているのか?
本当に応援する気持ちがあるのか?
どんなに輝かしい実績、業績や知名度、権威などズラズラと自信満々に綴られていても、企業理念、活動さえも疑わしいというのが私が受ける印象です。
この一文には、全くもって理解不能ですし、腑に落ちない。
「ご検討の程、何卒よろしくお願いいたします。」
さらに、返信不要です!という旨の文言があるくらいの器のデカさが欲しいです笑
綺麗ごとかもしれませんが、勧誘、購入(契約)などのお願いをする仕事が、営業の本質ではないと思います。
しかし、時に、商材を購入(契約)することが顧客にとって良い結果をもたらす、と信じて、納得・満足してもらう目的でも、本来の本質を見失い、道に迷った行動をすることは誰しもあるものです。現実は、厳しいというのもわかるつもりです。
生き残るために、成長するために結果を出す大切さもわかるつもりです。
ただ、相手にしているのはひとりの人間です。
その人の心を豊かになる方向へと導いていくのが営業の仕事の本質であり、それには信用され、信頼を構築していく時間が必要です。
まずは、自分の道をしっかりと定め、地道にコツコツと、相手の心を動かすだけの力をつけることが、王道だと思います。
結論としては、「どうでもいい。」
ここまで、お読み頂いて、それが答えかよ!って突っ込まれそうですが、そこに意識を向けることに意味がない。
それよりも、もっと大切だと思うことに意識も、時間も費やしますので、この話は2度とすることもないでしょう笑
最後にメッセージ
あなたもきっと会えば素敵な想いをもってるはず、だから心を豊かに生きてくださいね♫