愛と寛容の心

完成した指輪の原型を眺めながら

 

「ここまで完成できて、大満足です。」

 

と自分で達成した喜びを語っていただきました。

 

また、制作において、1回目は失敗し、2回に挑戦して見事に最後まで作り上げることができました。

その日に「絶対、作り上げて帰ろうと思っていた。」と心に決めていたそうです。

 

その人自身の心の状態によって、環境も影響されます。

さらに、環境とは、自分が作り、その作った環境から影響を受けているのです。

 

例えば、婚約指輪が欲しいと考えれば、彼女がどんな婚約指輪なら喜んでくれるか、また、自分がどんな婚約指輪を贈りたいかを考えます。

自分が理想の婚約指輪だと確信できるものを扱っている店を探して、指輪を手に入れます。

そして、想いを伝えて彼女の喜ぶ姿、感動している姿を見て、自分の願いが成就するのです。

 

環境の責任は、個人にあるということを理解する。

もし、だれかが何かを言ったとしても、それはその人の行動であり、その人の責任です。

ですから、その人が自分にとって無益だと感じたり、価値観が合わなければ、興味を持つ必要はありませんし、それを気にかけて、あれこれ考えたりする必要はありません。

 

強い心は寛容であり、弱い心は環境に左右される。

 

環境を自分にとって望ましいものにするためには、自分の心の内側の状態によります。

自分にとって有益だと感じるのであれば、喜んで受け入れ、それについて考えたり、行動したりできます。

その過程で無理なく愛を養いながら、自分にも相手にも有益な環境を作り出すことができるのです。

 

婚約指輪の渡し方については、

 

「男らしくストレートに」

 

とのことでした。