お互いの結婚指輪を作り合う

結婚指輪を手作りする時、男性でも女性でも自分の結婚指輪は自分で作るものと決めていないだろうか?

実際、自分がお手伝いをした統計からすると、自分で作る派とお互いのを作り合う派は半々でした。

 

打ち合わせで、おふたりには選択をして頂くのですが、選択された理由をざっくりとまとめると次の通りでした。

  • 自分で作る派の理由では、「不器用だし、失敗したら一生そのことを言われそうだから」
  • お互いのを作り合う派の理由は、「想い入れがさらに深まりそうだから」

正解はない

どっちが良い、悪いはありません。そもそも、どちらも正解ではあるが、正解はない。

常に選択肢はふたりで判断して欲しいので、誘導するような選択肢は作りません。

 

あくまでも判断はふたりに任せています。

ただ、個人的には…

 

お互いのを作り合う派をおすすめします。

その理由は、特に男性にメリットがあると思うからです。

結婚指輪だから

基本的に、男性は女性から「何をもらったか」よりも「誰から貰ったのか」を重視します。

 

さらに、プレゼントと一緒にもらった『メッセージカード』が嬉しかったと、プレゼントが本体であれば、メッセージカードはおまけのようなものですが、男性にとっては子供のころからの習慣で、おまけに付加価値を感じます。

 

結婚指輪が本体であれば、彼女の手作りというのが心のこもったプレミアムなおまけになるのです。

 

男性は、好きな人から貰ったものを身につけたい

 

男性の喜ぶ理由

  • 仕事中に身につけるものが彼女からのプレゼントだと「やる気」が沸いてくる!
  • いつも使うものだから大事にしようと思う。
  • 手間をかけて作ってくれたのが嬉しい

 

男性は、結婚指輪に対して正直どうでもいいかって人が、多いのではないでしょうか?

そんなことありませんって声がたくさんあると嬉しいですが。

 

男性は、彼女が喜んでくれれば自分も嬉しいから、自分よりも彼女の意見を尊重している紳士が多いと思う。

だから、結婚指輪に対して愛着があるかってことには疑問がある。

 

女性が手作りを選択することが素晴らしい

 

まず前提として、結婚指輪を自分たちで手作りしようと選択することが素晴らしい。

 

男性は、彼女から貰ったものは肌身離さず持っていたいと考えるものです。

その理由は「心が満たされる」からで、「結婚指輪」そのものより「自分のために手間をかけてくれたこと」や「彼女の気持ちがこもっていること」ことが明確にわかるから嬉しいのです。

 

一緒に創る共同作業という、これまでの結婚指輪を選ぶという選択肢から、自分たちで結婚指輪を作るという選択肢によって、一緒に過ごす時間を大切にしたいという気持ちも伝わります。

 

彼女が手作りした結婚指輪だからこそ、毎日身につけたいと思う男性は多いはず。

もし、女性が男性にも結婚指輪をつけ続けて欲しいと願うのであれば、手作りこそ最高の選択ではないでしょうか。

結婚指輪は無理にペアにしなくてもいい

これも、よくある質問ですが、お揃いにしないといけないということはありません。

素材もデザインも別々でも良いと思います。

 

ただ、どこかしらにペア(共通)は入れることをご提案します。

それはデザイン次第だったり、ふたりのキーワードだったり、コンセプトだったり

本当に、共通点なしって結婚指輪はあるけれど…それはちょっとさびしくないかい?

 

だから、自由な発想が必要になるし、創造することが必要になる。

そこに、ふたりで手作りするやりがいがあります。

簡単に手軽に手作りできる指輪もいいけど

どうせなら、完成した時の達成感をもっと感じて欲しいと思います。

 

ペアじゃなければ、お互いに作り合った方がいい

 

彼のことを大切に思うのであれば、彼が貰ったら喜びそうな結婚指輪を考えてみましょう。