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結婚指輪は
今回どれにするか迷いましたが、特にブランドにこだわりがなかったため手作りにしようと決めました。
『え、結婚指輪を手作りってどういうこと？』
と思われる方も多いと思います。
私がお世話になったのはリンプラさんというお店。とっても想いを込めて手作り指輪を勧めてらっしゃる飯田さんという素敵な方がオーナーです。
初め私は手作りにしたいと夫に伝えたところ
「一生つけるものだから手作りはどうかなぁ」
と迷いがありましたが、
「一生身につけるものだからこそ2人で想いのこもったものを作れたら素敵じゃない？一生思い出も残るよ！」
と説得。
晴れて手作り指輪に挑戦することになりました☆
まずは結婚指輪のデザイン
デザインなんてしたことがないので、あれこれ悩みました。
リンプラで見せてもらったサンプルはどれもコンセプトが素敵なものばかりだったので、我々も何か意味のあるデザインがしたいなーと思っていました。
あれこれ悩み…
産みの苦しみの末決めたのは、１つ１つの結婚指輪は１つのLeaf（葉っぱ）が描かれていて、２つ重ねるとふたばになる。
『１つ１つの葉っ ぱのデザインは個性があってまったく違うものだけど、くっつけば新しい命をはぐくみ、無限の可能性を秘めた双葉になる。』
そんな意味を込めてこのデザイン にしました。
別々の道を歩んできた、まったく違う個性を持った私達二人が、一緒になり新しい可能性をたくさん咲かせて実らせていけますように。そんな大切な想いを込めて。
私は結婚指輪にダイヤモンドを１つ。そしてお互いの誕生石をダイヤを囲むように入れることにしました。
1日こもりきりで制作開始！
１日がかりとのことなので、前日から仕込みをして、はりきってお弁当も作りました。
ワックス（ろう）でできたわっかを、自分の薬指に合うように削っていきます。
ここでも性格が出る…
慎重に削る夫に対し、大雑把にいきよい良く削りすぎて大きく大きく削りすぎてしまった私…
でもサイズの調整などしてくれるので心配無用です！！
そして、厚さ２ミリにまで削った指輪の表面を今度はやすりで整えます。
ここでも私の勢いが出てしまい、なんとぽきっと折ってしまいました…ガーーーン！！
しかし、そこも心配いらず！飯田さんが一生懸命補修してくれました。
そして、模様付け。私は宝石を入れるので、模様はほとんどつけずにOKでしたが、旦那はカーブのある立体的なデザインにしたため、すごい集中力で模様を削って作っていました。最後はイニシャルをお互いに彫りあう。
『2014/10/18 A & K』
結婚式の日付とイニシャルをお互いの指輪に彫りました。
できたーーー！！！
このワックスから型を作り、指輪が完成されるのです！！
なんとかかった時間は約４時間。
集中しているとあっという間です。とっても楽しい指輪の型作りでした！！そして後は職人にお任せし…
出来上がりの箱を開けるときは本当にドキドキ・・・！！！
できあがった指輪！！
我々が本当に作った型からできたのか？？
と思うくらい本当に素敵に出来ています！
そして重ねるとしっかりコンセプトの双葉が現れて…！！
とっても嬉しかったです。
この結婚指輪を一生、大事にしよう。
そう思いました。結婚指輪を作った時間は一生の思い出です。
大変だったり、思い通りに行かなかったりした一緒に結婚指輪を作ったあの時間をこの先もずっと大切にしていきます。
素敵な機会を本当にありがとうございました！！
結婚式当日は、この大切な結婚指輪をたくさんの人に見てもらいたくて教会で、リングリレーという儀式を行いました。
結婚指輪をリボン に通し、列席した皆さんに、運んでもらう。リレーされた結婚指輪は最後は新郎新婦のもとへ届くというもの。
多くの皆さんの手によって無事に我々の元へと届 きました。しっかりと薬指に受け止め、この先もずっとこの結婚指輪に二人の仲を守ってもらいたいと思います。
そしてなんと、我々の結婚指輪作成をMovieにしてもらっちゃいました！サプライズプランナー田中良洋さん。
とっても素敵な映像に仕上がっていて、一生この映像によって、この時を大切にしていけます。
私にとっては手を動かせる、話せる、そんな当たり前の時間も貴重かもしれない。この時をおさめてもらったのも掛け替えのない宝となりました。背景で流れているのは私の歌っている「嬉し涙が止まらない」というオリジナルソングです。
沢山の皆さんに支えられて、大切なときを刻んでいることに感謝！！動画もたくさんの方に見ていただきたいと思います。