流通・マーケティングにおける価値共創

価値共創


理念を手作り指輪でどう実現するのか。

 

そのひとつ

 

『流通・マーケティングにおける価値共創』

 

について綴ります。

 

流通・マーケティングにおける価値共創とは

 

簡単に言えば

 

職人とわたしが組み

作りたい人の要望を一緒になって実現できることを模索しながら

指輪の意味合いを理解してもらい

新しい価値を創り出す

 

という考え方です。

 

これには二つの背景があります。

 

一つ目は、「現実の変化」です。

 

これまでの流通の仕組みは、専門家による需要と供給のマッチングでした。

 

例えば、

 

指輪を作りたいと考えた場合

 

お店に専属のスタッフがいなければ、対応できません。

 

また、作れる店では

 

職人の指導のもと、最終的には職人にほとんど制作を依頼するスタイルとなっています。

 

これでは、これまでの流通の仕組みに変化はありません。

 

インターネットの普及によって手作り指輪も自分で検索することができるようになりました。

 

それからというもの年々手作り指輪を扱う店も増えました。

 

手作り指輪は、婚約指輪や結婚指輪

 

そして、宝飾業界の救世主。

 

 

その一つの可能性として

 

注目しているのが「集合知の活用」です。

 

皆さんの知恵です。

 

典型的な例でSNS。

 

誰もが流通のプロセスに参加することが可能です。

 

従来のプロによる流通に一般の人々が加わり

 

そこで指輪の意味合いを理解し

 

価値あるものに創り上げていく。

 

これが「価値共創」の一つの側面です。

 

もう一つの観点は、「理論の進化」です。

 

指輪の価値は

 

その生産・流通に関わる様々な人々の知識やスキルと

 

それを利用する際のお客様自身の大切な人へ想う気持ちが一緒になって生じるという考え方です。

 

例えば、ブランドものを贈ったとしても

 

当本人がその価値を理解していなければ、喜んでくれない。

 

その指輪に込められた想い伝わってこそ

 

大切な指輪の価値が生まれる、ということです。

 

これが「価値共創」の二つ目です。

 

だからこそ、1組1組真剣に向き合う必要があるのです。

 

マニュアル一辺倒のやり方では、理念実現はできません!!