再び緋銅リング

先日、ブログでご紹介した“緋銅のリング”のひとつが、無事に嫁入り先が決まりました♬

 

あと2本、残っていますので、宜しくお願いします。

 

リングの制作はこれまでも何度か挑戦していましたが、作品になるまでには至りませんでした。

最近になって、実際に緋銅の指輪を見る機会に恵まれました。

 

その時に、『自分にも出来るはず』と確信しました。

今回は棒を曲げた『C』のカタチです。

 

やはり、『◎』の緋銅リングを作品として紹介したい気持ちは強いです。


再び、銅板から切り出し、指輪にします。

指輪の形になるまでは、結構時間がかります笑

完成をお楽しみに♬


酸化層の耐久性

このリングは、銅板ではなく、筒型の銅からの切り出しです。

つまり、最初から指輪のカタチをしています。

この銅も職人が鏨(たがね)彫りの練習として使用したものです。

 

最初の厚みは10㎜と幅が広いです。

和彫り、洋彫りなどデザインを入れる場合には、4㎜以上ないと綺麗に彫ることができないと言われています。

緋銅の結果は、原因はまだわかりませんが、指下の部分だけが層が剥がれている状態でした。

 

今回は、酸化層と銅の耐久性を検証します。また、1万年前から使用されている銅は、金属アレルギーを引き起こす可能性もあるので、この時期はつけっ放しはよくありません、汗とむくみには気をつけないといけません。