身につける理由は必要

結婚指輪を一度外してしまうと、身につける理由が必要になる。

 

これはピュアリングプランナーとして活動している中で感じた事です。

仕事柄、自然と指輪話になる機会は多いです。未婚者・既婚者どちらの方ともお話はします。たくさんの気づきを頂きます。

 

既婚男性との会話

奥さんは既に結婚指輪は身につけていないそうです。

旦那さんだけが結婚指輪を身につけています。

結婚指輪のブランドは女性の憧れ「ティファニー」

でも、奥さんはつけていません。

以前、指輪のことで相談を受けました。

 

それから、先日再会した際に、指輪をつけていませんでした。

サイズが合わなくなり、外しているとの事でした。

「やっぱり無いとなんだか寂しいですね。」

でも…

「無ければ無いで別に困りませんね。」

 

確かにその通りだと思います。サイズ直しは加工賃が発生します。

このお金を出してまで、また身につける理由はなんですか?

わたしはここを危惧しています。

 

わたしはこの理由は、結婚指輪にどれだけの想いが込められているか。

それしかないと思っています。お金のほかには、精神的な原因もあると思っています。

 

極端に言えば、修理するのが面倒くさいとかの理由です。

ピュアリングプランナーとしては、これを聞いたときには本当に悲しい思いになりました。

 

これだけは、はっきり言える事があります。毎日身につけている結婚指輪は少なからずキズがついています。購入した時の輝きが損なわれています。サイズ直しにしろ、新品仕上げなど、本来の輝きを取り戻す事で購入した当時の気持ちを思い出すきっかけにはなります。その時に、本当に満足できた結婚指輪ならこれにして良かったと再認識していただきます。

 

今は見えなくなってしまった想い。その想いを振り返れるきっかけでもあると思います。ただ、せっかくふたりで選んだ結婚指輪ですから、いつまでも大切にして欲しいと願います。

 

失敗しない結婚指輪選びというのは、そのときだけの選択だけでは不十分です。先々のことまで選択肢として含める事が本当の選び方ではないでしょうか。