婚約指輪の始まり

婚約指輪はエンゲージリングのこと。

結婚指輪はマリッジリングです。

特に男性はそれまで馴染みのないこともあり、混同されやすい。

 

そもそも、歴史から見ると婚約指輪の方が先に存在していた。

婚約指輪が波及して結婚指輪は誕生している。

贈る順番として婚約指輪が先だとの認識も理解できる。


ただ、婚約指輪には「誓いの証」としての意味があるので

結婚前に婚約指輪を贈らなかった人は、結婚後の記念日に贈っても素敵だと思います。

 

さて、婚約指輪の始まりですが、3つの説があると言われています。

1.「花嫁」を拘束する紐のかわりに使われていた。

2.「略奪」した女性に鉄の輪をはめた。

3.「売買」として契約成立の証として使われていた。

また、左手の薬指輪も心臓に近いから、その命を自分のものにするという支配の意味もありました。

 

いずれにしても、今のような愛の意味合いは微塵もないですね。

現代では「婚約の証」としての意味合いが強いと思います。

ただ、今の世代の人の中には、この婚約指輪の必要性や意味合いが見出せない人も多く、また金銭的にも諦める方もいます。

 

「婚約の証」

もちろん正解ではあるが、考えとしては浅い。


だから、毎回打ち合せではそこを掘り下げる。

要望や願望を整理していくと、そこにはより純粋で永続的な想念に気づいくことができる。

その想念で手作りする婚約指輪こそ、本質的な誰にとっても幸福なものとなる。

 

これはダイヤモンドよりも土台である指輪の方が何倍も大事であるって言うこと。

こんなことを言うのは、日本ではピュアリングプランナーだけだろう。