アメリカでの婚約・結婚指輪に対する認識

リングプランナーの飯田です。

よくあるご意見のひとつ。

【結婚指輪は毎日つけるけど、婚約指輪は特別な時にしか使わない。】

 

彼から貰った婚約指輪。結婚して結婚指輪を手に入れると「普段はつけにくい」「傷が付くとイヤだ」などといった理由で、結局はケースに眠らせている…。

 

ちなみに、アメリカではほとんどの既婚女性が毎日「結婚・婚約」指輪の両方を重ねづけしています。逆につけていないと「どうして付けてないの?」と指摘されるくらい指輪をつけるのが当たり前なのです。

 

日本人は婚約指輪を特に一生物の指輪として大事にします。なので、大切なとき以外は身につけないという意識が高いです。

 

そもそも結婚指輪の始まりは、古代ローマ時代に鉄の指輪を「契約の証」としたのが始まりです。さらにローマ時代後期になると主流は金の指輪となりました。

 

日本では「結婚・婚約」指輪と言えば、プラチナの指輪を選ぶ人が多いです。

米国ではホワイトゴールド(WG)やイエローゴールド(YG)が主流です。

 

また、日本はシンプルなもので、夫婦お揃いのデザインが多いです。

米国ではお互いにデザインもカラーもバラバラ。

しかも圧倒的にダイヤが主流です。

 

ダイヤには「普遍の輝き=永遠の愛」、「もっとも硬い宝石=固い絆で結ばれる」、「無色透明=純真無垢で花嫁にふさわしい」という3つの意味があります。

さらに、アメリカではダイヤの大きさでどれだけ愛しているか、愛されているかが表現されるそうです。

 

重ね付けする時は結婚指輪が内側で婚約指輪は外側というのが基本です。

これには結婚指輪を婚約指輪で閉じ込めるという意味があります。

ちなみに指輪の「輪」は途切れることのない永遠のシンボルという意味があります。

婚約指輪