雑学

リングの形状の種類

★フラットバンド(flat band)・・・平らな帯状の金属をループにして接合したシンプルなデザイン

 

★ソリティアリング(solitaire ring)・・・大きめなセンターストーンを1つだけもつデザイン

 

★エタニティリング(eternity ring)・・・小さな宝石がリングの外周を取り囲みながら一周するデザイン

 

★トリニティリング(trinity ring)・・・3つのリングが組み合う

 

★テンションリング(tension ring)・・・宝石が爪やベゼルによって固定されているのではなく、金属の圧力によって固定されているデザイン

 

用途の種類

★アキクリング(aqiq ring)・・・特にシーア派のイスラム教徒が身に着けるカーネリアン、もしくはアゲートで飾られたリングのこと。ムハンマドと12人のイマーム(シーア派指導者)を模しているという。

 

★ウェディングリング(wedding ring)・・・着用者が結婚していることを示すリング。当初は妻だけが身に着けていたが、20世紀に入り、男女とも着用するようになった。

 

★ウォッチリング(watch ring)・・・時計がはめ込まれてます。アナログ時計のものもデジタル時計のものもある。

 

★エタニティリング(eternity ring)・・・結婚した夫婦の重要な記念日などに、主として夫から妻へ贈られるリング。永遠の愛を象徴するかのように、同じ形にカットされた宝石(ほとんどの場合はダイヤモンド)が、バンド(金属の環)をぐるっと一周するようにはめ込まれている。実際指にはめると宝石が邪魔になるため、片面だけに宝石が敷き詰められたものもある。

 

★エンゲージメントリング(engagement ring)・・・北米やカナダにおいては結婚の予定がある女性のみが身に付けるもので、宝石は主としてダイヤモンドがあしらわれる。他の国においては女性限定と言うわけではなく、男女がペアリングという形で身につけることもある。

 

★クラダーリング(claddagh ring)・・・心臓を抱く2つの手のデザインで有名なリング。アイルランドでは永遠の愛の印として配偶者に贈る。アイルランドの漁村・クラダー村で17世紀ごろに考案されたという。心臓は愛の深さ、手は友情、そしてクラウン部は忠誠心を表現しているとも。

 

★クラスリング(class ring)・・・同一クラスの生徒たちが、卒業を記念して身に着けるリング。主に北米やカナダにおける習慣。起源は1835年、ウエストポイントにあるアメリカ軍事アカデミーにおける風習とか。

 

★シグネットリング(signet ring)・・・印章の役割を果たす。金属に文字や図柄が掘り込まれたり、比較的加工しやすいアゲートやサードニクスなどに掘り込まれたりした。

 

★チャンピオンシップリング(championship ring)・・・大学、もしくはプロスポーツの分野で優勝を収めたチームや個人に贈られるリングのこと。日本ではなじみが薄いが、特に北米では一般的な風習。

 

★ディナーリング(dinner ring)・・・大き目の貴石、もしくは半貴石がついたリング。「カクテルリング」(cocktail ring)とも言う。1940年頃から登場し、主として女性が愛用する。

 

★パズルリング(puzzle ring)・・・知恵の輪のようなデザイン。4~12個のリングから成り、いったん指からはずしてしまうと、元通りの形に復活させて着用するのが難しい。

 

★ピンキーリング(pinky ring)・・・小指に付ける。ピンキー(pinky)は英語で「小指」のことであり、ピンク色とは何の関係も無い。男女を問わず着用されるが、主たる目的はファッション。ただし、カナダやアメリカのエンジニアが大学を卒業する間際に、儀式の一環として鉄のリングを小指に付けることがある(アイアン・リングという)。

 

★プリエンゲージメントリング(pre-engagement ring)・・・婚約する前の男女間で交わされるリング。すなわちエンゲージリングの前の段階。浮気しないことの証として着用し、比較的安価なものが多い。通常はウェディングリングと同様左手の薬指に着用されるが、混同を避けるため、あえて左手の中指や、右手の薬指に着用する場合もある。

 

★フレンドシップリング(friendship ring)・・・親しい友人間で交換する。男同士、女同士、男女間など、恋愛感情抜きの関係にある者同士の間で着用される。

 

★プロミスリング(promise ring)・・・自分がなした約束を決して忘れないため、もしくは必ず実現する覚悟を表明するためのリング。時にプリエンゲージメントリングと同義で用いられる。

 

★ポイズンリング(poison ring)・・・中に薬、もしくは毒薬を忍ばせたリング。16世紀のヨーロッパで盛んになり、敵に毒を持ったり、捕虜になった際、自害するために用いた。

 

★ポージーリング(posie ring)・・・リングの外側に文字が刻み込まれたもの。まれに内側に刻まれていることも。簡単なフレーズや詩を刻印することで、愛の証とした。

 

★マルチフィンガーリング(multi-finger ring)・・・2本以上の指に同時に着用する。ヒップホップ愛好者がよく用いる。

 

★ムードリング(mood ring)・・・液体水晶などの感温素材を含み、体温の変化に合わせて色が変わる。

 

★モーニングリング(mourning ring)・・・死者を弔うために身に着けるリング。「mourning」(死者を悼む)の意。イギリス・ヴィクトリア女王時代に一般的となり、主として黒いジェットが用いられる。

 

★リガーズリング(regards ring)・・・ヴィクトリア時代にイギリスで誕生したエンゲージリングの一種。ルビー(Ruby)、エメラルド(Emerald)、ガーネット(Garnet)、アメシスト(Amethyst)、ルビー(Ruby)、ダイヤモンド(Diamond)、サファイア(Sapphire)の頭文字をとって「REGARDS ring」(「尊敬」、「敬愛」を意味します)と名づけられた。1つのにこれら7つの宝石がちりばめられている。

※リガードリングは、最後のサファイア(Sapphire)をとって「REGARD ring」と名づけられた。1つにこれら6つの宝石がちりばめられている。

 

★ディアレストリング(dearest ring)・・・ダイヤモンド(Diamond)、エメラルド(Emerald)、アメシスト(Amethyst)、ルビー(Ruby)、エメラルド(Emerald)、サファイア(Sapphire)、トパーズ(Topaz)の頭文字をとって「DEAEST ring」と名付けられた。「親愛なる人」、「いとしい人」を意味します。

指のツボを刺激する

東洋医学では、指の≪ツボ≫を刺激すると色々な症状に効くと言われています。

足裏の刺激でイボイボのついたスリッパや青竹を踏むのと同じで、リングの刺激によって健康が良くなる人もいるそうです。(効果の程は保障できません)

 

利き手にするのが“ポイント”です。

  • 小指(冷え性、 更年期障害、 貧血、 腰痛、 生理痛、 のどが弱い方)
  • 薬指(疲れ目、目まい、 風邪引きやすい方、 肌を美しくしたい方)
  • 中指(自律神経失調症、 頭痛持ちの方、不眠、 ストレス、胃痛、やせたい方)
  • 人差し指(肩こり、便秘、胃弱、 痔)