『INTO CRAFT OUR LIVES』は、日々の暮らしに素敵なモノを取り入れる事によって、日常を豊かにすることをコンセプトに、クラフトを中心としたマーケットです。

また、新鮮な野菜や果物など食にまつわる物が揃う「Farmers Market」も同時開催されます。

 

昨年、Instagramを通じて、このイベントを知り興味がありました。

会場となる表参道にある国際連合大学というのも、関心のひとつでした。

また、これまでの出展者さんの作品は、素敵なものや個性的なものが目立ち、その中に緋銅も入りたいと思っていました。

 

ただ、これまで開催日程とのタイミングが合わず、申し込みする機会がありませんでした。

 

・4月から屋外出展が解禁になること。

・大型連休前半の出張出展を控えスケジュールを空けていたこと。

・過去の天気では雨の日の確率が低かったこと。

 

やっと条件が揃い、どちらか1日に出展しようと思ったのですが、どちらも甲乙つけがたいと選べず...。

これまでの経緯もありますし、次回はいつになるのか未定なので、今回は思い切って2日間の出展を決めました。

 

緋銅の作品を大学内ですることは、今回が初めてです。

ここでしか出会えない人たちも多いと思いますので、作品を通じて緋銅の魅力を伝えたいです。

 

2日間、会場でお会いできることを心より楽しみにお待ちしております。

INTO CRAFT OUR LIVES vol.23【初出展】

開催日：2023年4月22日㈯・23日㈰

開催時間：10:00～16:00

開催場所：国際連合大学(United Nations University)

住所：東京都渋谷区神宮前5-53-70

※雨天開催

※台風など荒天の場合中止

今年最初となる屋外出展は、天候に恵まれて2日間無事に終了しました。

主催者スタッフの皆さま、大変お世話になりました。

 

初日は、これまでの暑さが嘘のような寒の戻りとなり、会場には風が強く吹き込み、さらに体の芯から冷え凍える寒さでした。

このような状況にならないように、屋外出展期間を設定したのですが…。

今月は天候不順によって、屋外出展活動に大きく影響した結果となりました。

 

初出展の『INTO CRAFT OUR LIVES』は、国際色豊かなクラフトマーケットという印象でした。

外国人のご来場者がとても多くて、作品を見てくださる方に「日本語通じるかな」と思いながら、声を掛けさせて頂きました。

 

海外出展をしたら、こんな雰囲気や反応になるんだろうと思いました。

やはり『言語の壁』があると、緋銅のことも作品のことも何も伝えられない現状は、今後の課題です。

 

国際色豊かな作品が並ぶ中で、伝統技法で挑むのではあれば、それなりの由緒や歴史がないのは大きなハンデだと感じました。

ただ、緋銅に関してはそもそも『緋銅が知られていない』という現実があります。

 

そういう意味でも今回は、多くの方に作品を通じて緋銅を知って頂く機会となったと思っています。

作品をお迎えしてくださった皆さまには、心より感謝しております。

 

興味を持ってくださり足を止めて作品を見てくださった皆さま、ありがとうございました。

日本にこだわらず、海外だとしても緋銅を気に入ってくださる方がいれば、そこに赴くことが重要だと思いました。

 

これまでのように日々制作活動に専念するだけでは、そこに到達するには難しい。

言葉はすぐに身につかないとしても、コミュケーション力は養っていかないと発展はないと思いました。

 

2日間を通じて、今の立ち位置と今後の課題を再認識することができました。

ありがとうございました。