九段下科学技術館
昨年の初出展に続き、博物ふぇすてぃばる!の出展理由は、自然科学、生物学、古生物、鉱物、化学、数学、物理学、人文科学、考古学、歴史、天文学、工学などなど博物学や様々な学術ジャンル、蒐集ジャンルを題材にした創作・展示・研究の販売・発表イベントで、緋銅をお披露目したいと思ったからです。
前回は、コロナ禍の影響を受けて、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した特別開催でした。
そのため、出展者だけではなく、来場者の方も参加を控えた人たちは多かったと思います。
このイベントを楽しみにされている方たちの多くは、好奇心と期待感をもって興味のある専門分野を増やしたり深めたり、また、お子様の学問への関心を高める場所という雰囲気を出展して肌で感じました。
博物ふぇすてぃばる!の魅力が、「自然史や学問って面白いんだ!」と伝えたい人達が「何か面白い事ないかな?」と思っている人達を虜にする事ができるのがこのイベントの最大の魅力というのなら、緋銅は適していると確信しました。
今年の開催は、土曜日の部と日曜日の部の2部制となりました。
なお、入場には各部1日通しのチケットが必要となります。
前売りチケットは数量限定販売となり、前売りの売れ行き次第では当日チケットを取り扱わない場合があります。
今年も緋銅の作品を、九段下にある科学技術館でお披露目できる機会を頂けたことは、とても嬉しいです。
2日間、ガクタメ発表品と作品を通じて緋銅の魅力をたくさんの方に伝えたいです。

会場フロアガイド
7つのフロアで構成されている「博物ふぇすてぃばる」の会場で、今年は真ん中のフロア「D」となります。
また、Dフロアの26番がブースとなります。
今回のブースの大きさは、180cm×110cmとなります。
ガクモンからエンタメ☆のスペースも考慮して少し大きめのブースを選択しました。
結果として角ブースもレイアウトを検討する上で大変ありがたいです。
作品を陳列するスペースは、折り畳みテーブル(120cm×70cm)となります。
ガクモンからエンタメ☆と合わせて、ご来場者さまに興味を持ってもらえる演出を検討しております。

ガクモンからエンタメ☆初参加

扱うテーマは、「あの厄介な銅錆が主役になる緋銅とは?」です。
銅とは思えない初めて見る色の正体は、銅の表面を覆う酸化第一銅です。
表面を加熱することで現れる様々な自然色の廃材を通じて、「緋銅」の魅力を伝えたいと考えております。
前回の出展でイメージはある程度できていましたが、実際に形にするには数日間を費やしました。
大まかなイメージに合わせて、材料集めから始まり、選定と展示方法・演出を考えました。
個人的には、なかなか良い形に仕上がったと思っています。
廃材は、作品制作の火入れの過程で、失敗したものを利用します。
失敗には、いくつか理由があるので、それをわかりやすく理解していただける展示物にしました。
研究という視点から、より見やすい道具をご用意しております。
廃材を通じて、さらに作品と緋銅の魅力が伝わる機会となればと思っております。
イベント詳細
博物ふぇすてぃばる!8【2回目】
開催日:2022年10月1日㈯・2日㈰
開催時間:11:00~17:30・10:00~16:30
開催場所:九段下科学技術館
ブース:D-26
住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
※屋内開催
※入場料:当日チケット1,800円(前売チケット1,500円)
※小学生以下無料。但し保護者同伴の元
2日間ありがとうございました
久しぶりに天気予報を気にせずに当日を迎えることができました。
手荷物が多かったので、2日間本当に天気に恵まれて良かったです。
今回は、緩和された部分もあり、出展ブースの空きはほとんど見当たりませんでした。
さらに、入場チケットも1日券となり、ご来場者さまも一日見て楽しめる雰囲気だったと思います。
事前にSNSで情報発信を頻繁にしてくださったり、2日間安心・安全な対策を行い開催運営をしてくださった主催者さま、スタッフのみなさま。
本当にありがとうございました!!
2回目の出展ということもあり、前回ブースにお立ち寄り頂いた皆さまとの再会はとても嬉しい時間でした。
前回お迎えして頂いた作品を身につけてくださった方もいて、本当感激です。
あらたに、作品をお迎えしてくださった方。
また、前回から気になっていてくださり、今回お迎えしてくださった方。
Twitterを見てくださり、お越しくださった方。
ご縁や素敵な出会いに恵まれましたが、個別の出来事については割愛させて頂きます。
ただ、2日目緋銅カードを切らしてしまうという失態をしてしまい(初日終了後のチェックミスが原因)、口頭での説明となり本当に申し訳ございませんでした。
初挑戦の『ガクモンからエンタメ☆』の展示品も、たくさんの方にご覧になってくださりました。
虫眼鏡を使って、楽しんで頂けたご様子だったので、とても良かったです。
博物ふぇすてぃばるには、本当に様々なジャンルに特化した作品を扱う作家さんが集う場所です。
その中でも、興味を持っていただけたことや、作品を選んでいただけたことは、大きな自信となります。
2日間、興味を持ってくださり、ブースに立ち寄ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、来年も出展申込みをする予定です。
晴れて選考通過した際には、宜しくお願い致します。
