山梨県甲府市
甲斐クラフトフェアーは、冬の定例イベントとして、今年は18回目を迎えます。
作り手と来場者との交流の場として、また、ものづくりの魅力を伝える場として、意義のある質の良い作品を観る・魅せられるクラフトフェアーとして充実した場づくりを行っています。
今年は、全国160名のクラフト作家が出展します。
主催:甲斐クラフトフェアー実行委員会・公益財団法人やまなし産業支援機構

共催は、山梨伝統工芸館。
やまなし伝統工芸館では、山梨県の伝統工芸品について、作品、工芸用具、作業風景の再現や歴史的な資料などを展示している施設です。
経済産業大臣指定の伝統的工芸品である甲州水晶貴石細工、甲州印伝、甲州手彫印章の作品や解説を中心に、山梨県認定の郷土伝統工芸品である甲州雨畑硯、甲州大石紬織物、甲州武者のぼり・鯉のぼり、西島手漉和紙、親子だるま、甲州鬼瓦、市川大門手漉和紙、山梨貴宝石、富士勝山スズ竹細工の作品が、アイメッセ山梨の会場にて展示されます。
後援は、甲府市・山梨日日新聞社・㈱山梨放送・朝日新聞甲府総局・毎日新聞社甲府支局・読売新聞甲府支局・産経新聞甲府支局・㈱山梨新報社・㈱テレビ山梨・㈱日本ネットワークサービス・㈱エフエム甲府・㈱エフエム富士
初の出張出展
今年は、数々の出展に挑戦してきましたが、出張出展は大きな挑戦のひとつです。
出張出展については、昨年から構想を始めていました。
今年は、その実現にも目を向けながら、着々と準備を整えてきました。
同時に、「出張出展をしたい」と色々な人に話すことで、自分の気持ちを高めてきました。
しかし、依然として、このハードルは高いと感じています。
当然ですが、実績も経験もありませんから、未知の領域への挑戦です。
開催前日まで、体力面・精神面ともに、不安の方が大きくなりそうです(笑)。
最初の場所として、山梨県甲府市にあるアイメッセ山梨で開催される「甲斐クラフトフェアー」に決めた理由。
甲府市には、宝石・ジュエリー業者が多く、会社勤めの時に何度か行ったことがあります。
また、その他の理由でも山梨には行っている経験もあり、多少馴染みがあります。
さらに、甲斐クラフトフェアーの出展条件に対して、スムーズに合致しました。
出展は、資格審査と抽選で決定するため、申し込みをした結果、落選となれば時期尚早。
その時は、年内は諦めようと決めて申し込みをしました。
出展の結果が読めない分、できるだけ経費を削減できることはしようと思っています。
今回の移動手段は、今年中古で購入した車(軽)です。
7日㈯は、ホテルで宿泊することにしましたが、それ以外は車中泊を考えています。
また、6日㈮と9日㈪の移動日は、高速道路は利用せず、一般道で移動する予定です。
【追記】
東京の朝晩の気温を考えると、山梨での車中泊は体調に悪い影響を与える可能性があります。
ここは体調を優先して、6日㈮・7日㈯と別々の宿に素泊まりします。
「赤い綺麗なものから緋銅へ」
現状は、出展時の売上収益の中から、次の出展費用を抽出して充てています。
出展活動の目的は、緋銅の技法と作品の魅力をひとりでも多くの方に認知してもらうことです。
現在の活動が継続できるのは、緋銅の活動に対して皆さまからの支援・応援を頂いているからで、本当に感謝しています。
「会場での緋銅の反応と評価は?」
どのような結果でも、2020年の出張出展の構想に大きく影響すると考えています。
初出展ですが、特別な出展であることには変わりはなく、ターニングポイントだと思っています。
自分にとっては、大舞台に立つので、悔いを残さないよう準備をして、当日は思いっきり楽しみたいと思っています。
2日間、会場でお会いできることを心から楽しみにお待ちしております。
よろしくお願い致します。
お楽しみ抽選会
作品のお楽しみ抽選会があります。
● 抽選会時間(予定)
12月7日㈯ 11:30~ / 14:30~
12月8日㈰ 11:00~ / 13:30~
● 抽選方法
・会場内ステージにて抽選箱より事務局が抽選します。
・抽選時に会場内にいない当選者は当選無効となります。
各回ごとに1点、合計4点の緋銅の作品を提供する予定です。
作品については、当日会場で発表しますので、楽しみにしていてください。
煌~KIRA~初出展
今年スタートした緋銅の新しいブランド「煌~KIRA~」は、銀座にあるA.C.T.Y plainsの店舗にて展示販売しておりました。
今回は、プロパの作品と灯~AKARI~に加えて、煌~KIRA~も出展することとなりました。
さらに、緋銅の小皿も出展を予定しています。
楽しみにしていてください。
出展情報
第18回 甲斐クラフトフェアー【初出展&2日間】
開催日:2019年12月7日㈯・8日㈰
開催時間:(7日)10:00~17:00・(8日)9:30〜16:00
開催場所:アイメッセ山梨・屋内展示場BCホール
ブース:サ-1
住所:山梨県甲府市大津町2192-8
※屋内開催
工房は4日間お休みします
出展のため、12月6日㈮~9日㈪の4日間は、工房をお休みします。
期間中は、多くの方にご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。
後書き〜備忘録〜
12月10日(火)、本日より通常通りの生活に戻りました。
最悪のシナリオは免れた今回の結果から、2020年は出張出展を前向きに検討しています。
この後書きでは、3泊4日の中で気づいたことを忘れないように書き残したいと思います。

【会場探し】
・初出展の場合には、事前の集客人数情報は、過信しないこと。
・開催ホームページの内容、コンテンツや更新頻度、SNSなどの活用の有無なども、チェックすること。
・初出展の場合には、過去出展されている作家さんのブログなどを参考にすること。
・抽選会がある場合には、内容を確認すること。
・アクセスしやすい会場であること。
・天候に左右されにくい屋内を選ぶ。
・什器(テーブル・イス)のレンタルがある。
・寒い時期を避けて、4月から10月の期間で検討すること。
・開催日は、1日ではなく2日間で選ぶこと。
【宿泊探し】
・車での移動でも、基本的には車中泊は考えないこと。
・宿泊は、素泊まり。
目的は、緋銅の作品を通じて、緋銅の魅力を多くの方に広めることです。
ブースを覗いてくださる方には、全員に声を掛ける気持ちでいます。
毎回、出展の時には開催期間中の始まりから終わりを迎えるために、万全な体調で参加しています。
なので、最初から必要経費として加算して検討することにします。
【抽選会には参加しません】
・自分にも、相手にもメリットがない。
初めての抽選会だったので、自分の意見は置いといて、各回分の4点を抽選会で提供しました。
「実際に、やってみればわかる。」
また、抽選会が行われている時間は、声を大きくしないと届かないし、相手の言葉が聞きにくい状況でした。
抽選会の進行方法もありますが、自分が抽選会そのものに対して好きではない。
でも、抽選会があるのに提供しないと言うのも心苦しい。
だから、抽選会の景品に作家提供のあるイベントには最初から参加しない。
【日本は広い】
・過去の甲斐クラフトフェアーで、緋銅の作品を出展している作家がいるそうです。
今回は参加されていませんでしたが、そういう人が存在するのは嬉しいですね。
同じ宝石でも、産出国や鉱山によって特徴が違います。
「東京の緋銅と言えば、RINPLAの飯田。」
将来、そんな風に言われる日が来るように、出張出展は来年もやります!
【緋銅の反応や評価】
・売上では計れない、現場で感じたことは、自分の自信になりました。
赤字の場合は、来年の出張出展は白紙にするつもりでしたが、それは免れる結果に安堵しています。
ただ、3泊4日の活動利益としては、全然見合わない結果です。
しかし、新しい挑戦をしたことに対して、この結果には納得しています。
「緋銅?」「初めて見ました。」「綺麗ですね。」などなど、たくさんの声を頂きました。
今回購入してくださった方も含め、一度ブースに立ち寄ってくださり、再度訪れてくれた方も多かったです。
それはまさに、緋銅の魅力ということですから、とても嬉しい結果でした。

2日間、会場にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、主催者のみなさま、出展された作家のみなさま、2日間お世話になりました。
上記でも記載しているように、来年の甲斐クラフトフェアーへの参加は考えていません。
でも、機会があれば山梨県内のイベントに参加したいと思っておりますので、その際にはよろしくお願い致します。