制作のルール
リンプラで手作りをされる人達は、『打ち合わせ』と『制作』を別々の日に設定することが増えてきています。
この結果は、良い傾向だと思います。
その理由は、打ち合わせでしっかりと手作りのこと、指輪のことをご理解していただける時間になるからです。
「自分たちが欲しいものは自分で手作りする」この当たり前のことのように聞こえるフレーズですが、実はとても重要なのです。
別の日に設定することで、次の制作に対しての心構えができます。
もちろん、この方法がお互いにとってデメリットに作用することもあります。
打ち合わせと制作が別々の日だと、その分期間も手間も掛かります。
普段なかなか時間がない方や必要となる日が迫っていて急いでいる方にとっては、「無理」って思われることでしょう。
リンプラができることは、できるだけその方のライフスタイルに合わせてご提案をすることです。
例えば、営業時間外で対応することもあります。
工房に打ち合わせにお越し頂けない理由がある場合には、こちらから出張することもします。
大切な指輪だと理解しているからこそ、その位の想いと意気込みがあった方が、後々必ず良い思い出として残ります。
既製品では満足できないから。希望するデザインがないから。どれもグッとくるものがないから。せっかくなら自分たちの想い出になる手作りしたいから。など、手作り指輪を選ぶ理由は様々です。
どのような理由で選んだとしても、期待以上の結果をもたらすのが手作り指輪の最大の魅力なのです。
そのために、「自分たちが欲しいものは自分で手作りする」のさらに深い意識にアプローチする時間が必要となるのです。
つまり、期待以上の結果を得るためには、心の準備が必要なのです。
心の準備とは、何なのか?
良い処取りの制作ルール
ここでいう制作の『ルール』とは、制約のことではありません。
手作りをして本当に良かった。リンプラにして本当に良かった。
そう思ってもらえるために作成した良い処取りの制作ルールです。
このルールの土台には、これまで手作り指輪を体験された方々の意見が集約されています。
感動と喜びを体験した方たちですから、このルールは最強だと自負しております。
自分が発言する以上に、証明している人たちの声は心に響くものです。
最初は不安に思うこともあるかもしれません。
初めての方でも、創作は苦手でも、想作の『作りたい』という気持ちがあればできます。
手作り指輪を体験された方々の意見を集約すると、いくつか共通するものがあることに気がつきました。
それを次に手作りされる方にも、同じように提案すると同じように結果ができるのです。
これを繰り返しながら、また要素を足していくと、どんどん幸せの連鎖が起こります。
この幸せの連鎖にはデメリットもあります。
共通事項には、良いものだけではなく、悪いものもあるのです。
つまり、これをすると手作り指輪からのギフトを受け取ることができないというものです。
不幸のたねは、幸せの連鎖を弱くします。
その不幸のたねは、どこにあるのかというと、作る人の心にありますし、自分の心にもあります。
お互いの心の中にある不幸のたねに気づき、しっかりと手作り指輪からのギフトを受け取るための期間が心の準備なのです。
感動と喜びを増やす
指輪の金額に関しての話です。
リンプラの手作り指輪は、フルオーダーほど高くなく、セミオーダーと同等もしくは既製品よりも少し高いくらいで設定しています。
手作り指輪はプライスレスジュエリーだと考えます。指輪を身につける喜びとは、なんでしょうか?
自己実現、必要とされた証、愛し愛されることの証、どれも人によってさまざまだと思います。
人からの愛を受けて幸せを感じることが、感動ではないでしょうか。
見る感動、作る感動、学ぶ感動、出会う感動、愛し合う感動、感動はいいですよね。
大小関係なく感動は皆同じです。
また、指輪の金額は、私たちのお役立ち料だと思っています。
「ありがとうございます。」という言葉があるから、活動に価値があると感じています。
大切な指輪を担うという立場の責任があります。
人生の中で、この期間だけでも心を通じあうことができたら、それは素晴らしいご縁です。
いつでも、笑顔でお迎えしますし、想いに向き合います。
「自分も自分たちも作れるかも。」と、思って頂けたら嬉しいです。
精一杯お手伝いさせて頂きますから、どうぞご安心ください。
