緋銅活動3周年感謝企画

漢字一文字作品


※2019年8月、こちらの企画は終了しました。

緋銅ペンダント

緋銅作家として3周年を迎えることができました。その節目に感謝の気持ちを込めて、3周年感謝企画を考えました。

それが、『あなたの好きな漢字1文字を作品にします。』です。

 

漢字の意味や漢字の成り立ちから、あなたの幸運のアイテムになる作品を創作します。どんなカタチになるのか、どんな仕上がりになるのかは、お手元に届くまでのお楽しみです。

 

えっ!?事前にデザインを確認できないの?

そうなんです!それが今回の企画です。

 

あなたが好きな漢字の理由も教えてください。 そこから、想像を膨らませんて、インスピレーションからデザインを創出します。

私自身、どんなデザインになるのか、その時でしかわかりません。

でも、その瞬間のエネルギーを作品に思い切り込めます。

 

手に取って頂ければ、何かしらプラスになると感じて頂けると思います。


銅板

素材の銅板について

今回の銅板には『灯~AKARI~』を使用します。

 

『灯~AKARI~』とは、技術を磨く職人たちが懸命に1本1本真剣に刻んだ数々の練習用の銅板。その銅板が、決して表に出てくることはありません。練習では1本1本にその当時の職人の想いが込められています。

 

技術という点では未熟かもしれませんが、想い出の銅板であることには変わりありません。その銅板を緋銅という新しい息吹を吹き込んだハンドメイドの1点ものです!

(※無地が表面で、裏面に模様となります。)

 

手彫りには、唐草模様、ライン、クロス、アルファベットなど色々あります。どの銅板を使うかも、漢字のイメージに合わせて、選定をします。


銅プレート

自分で作品を考えて作るのも好きですが、オーダーして頂いた作品作りの方が、自分は得意だと思っています。

 

今回の企画の内容は、自分でも無謀な挑戦だと知っています。それでも、緋銅をもっとたくさんの人に知ってもらいたい、緋銅の作品をもっと広めたいという想いがあります。それが、この企画の狙いです。

 

もちろん、自分の作品でもありますので、自分自身に妥協はしません。 緋銅ランクについては、3つ星をお約束します。 あなたの好きな漢字1文字を全身全霊で作品にします。


漢字一文字

<魅惑の緋色は日本伝統技法の緋銅>

緋銅とは、古来より武具の装飾などに用いられてきた伝統技法のひとつ。

緋銅の作り方は、綺麗に磨いた純銅を『限界』まで熱して、いいタイミングでホウ砂水溶液の中で急冷することで、銅本来の特殊な緋色の皮膜を定着させる非常に困難な技法です。

 

銅の緋色は、釉薬や塗料といった発色材料(コーティング)を使用していない自然な発色です。また、仕上げに蜜蝋、研磨剤など一切使用しておりません。


彫刻台

オーダーシート

1. 希望の漢字1文字

好きな理由

 

2. 純銅の大きさ

A. 縦11mm / 横11mm

B. 縦15mm / 横15mm

C. 縦19mm / 横19mm

D. お任せ (なお、指定サイズ前後1mmの誤差が生じることがあります。)

 

3. バチカン

A. 真鍮ピンクゴールド

B. SV925


付属品

・SV925あずきチェーン40cm(メッキ加工)

・ペンダントケース(※写真のケースとは異なる場合があります)

・保証書

・作家からの感謝の手紙

 

なお、ネックレスの長さが短い場合には、40cmに5cmのアジャスターを継ぎ足し45cmにすることもできます。

 

制作期間は、通常の場合、オーダーシート送付日から1ヶ月くらいです。

価格:13.500縁(税込)

下記のお問い合せフォームから、先程のオーダーシートの1・2・3をお選びして、メッセージを送ってください。

また、ご不明な点などの質問についても、お問い合せフォームをご利用ください。


作品作りのきっかけ

緋銅の特徴である緋色。一般的に赤い色は「めでたい、喜ばしい慶事、にぎやか」の意味を表し、「おめでたい色」「縁起がよい色」とされています。緋銅の作品を身につける人の人生が少しでも豊かになれば、作家としてこんなに嬉しいことはありません。作品に、そのような願いをデザインに込めることができないか、考えていました。

 

注目したのが、普段の生活の中で、自然とよく目にする漢字です。昨年、中国語の勉強をしたとき、漢字は面白いなと感じました。漢字の成り立ちには、象形文字、会意文字、形声文字など、文字にはデザイン性が備わっていて、フォントや書道家が書くような文字には魅力を感じます。さらに、「忙」という漢字には、心を亡くす。「辛」辛いに一を加えると「幸」になる。「正」は、一度、立ち止まると表す。漢字には人生の教訓のような言霊があります。また。ひとつの漢字の中に、複数の読み方があり、それぞれ異なる意味もあります。

 

このような理由から「赤」と「漢字」を日本伝統技法である緋銅と組み合わせることで、世界にひとつだけの縁起物の作品を生み出すことができると考え、制作を開始しました。ここでは、作品の紹介と漢字の説明、また今後の作品候補、デザイン構想の案など、紹介したいと思います。

福(フク)

福は、「神にいにしえを捧げる台の象形」と 「神にささげる酒たるの象形」から、神に酒をささげ、幸せになる事を祈るさまから成り立っています。福の略字が福。福の旧字が福です。

福緋銅ペンダント

<緋銅ペンダントネックレス>

縦16mm 横16mm ¥7.000

金具:真鍮ピンクゴールド

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)

囍(ダブルハッピネス)

結婚式や春節で縁起物として用いられる双喜紋。喜の成り立ちは、鼓の形に笑っている口の形を加えた後、両手で「吉」を捧げる。下の口は笑っています。 左右の喜を縦線と横線を連結することで、永遠という意味を込めました。

ダブルハッピネス

<緋銅ペンダントネックレス>

縦17mm 横17mm ¥7.000

金具:SV925

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)


吉(キチ)

縁起がよいこと。めでたいこと。を意味します。また、昔から「笑う門には福来る」「笑いは副作用のない妙薬」と言われていますから、吉がスマイル(笑っている)に見える様にデザインをしました。

吉緋銅ペンダント

<緋銅ペンダントネックレス>

縦17mm 横17mm ¥7.000

金具:SV925

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)

东(ヒガシ)

日が昇る方位である点から、成長・繁盛。また、日の出の方位から「生」「復活」を象徴。キリスト教では東はイエス・キリストを象徴する方角とされています。真ん中の膨らみは、朝日が昇る様子を表しています。

緋銅ペンダント

<緋銅ペンダントネックレス>

縦16mm 横16mm SOLD OUT

金具:SV925

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)


李(スモモ)

李には、果物の瑞々しい、かわいらしい、魅力的な様子や、果実を実らせる春、夏の爽やかな季節感も感じられる李花をカタチに。木の下にたくさんの子(果実)が実る様子から 「子孫繁栄」「子宝に恵まれる」 という意味合いがあります。

すもも

<緋銅ペンダントネックレス>

縦14mm 横13mm SOLD OUT

金具:真鍮ピンクゴールド

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)

氣(キ)

氣の上の冠は、天体を表し、下の米は大地のエネルギーを意味します。米は末広がりで八方に広がる様子をデザインにしています。氣の漢字を身につけることで、少しでもエネルギーが良い方向へ流れるのを感じられるアイテムです。

氣/気

<緋銅ペンダントネックレス>

縦16mm 横15mm SOLD OUT

金具:SV925

ネックレス:SV925あずき40cm(メッキ加工)


感想コメント

とても美しい作品です。銅がこのような赤を生み出すとは驚きです。私は作家さんの作品の説明がとても気に入って購入を決めました。この漢字をたからと読む、そしてその解釈に感銘しました。届いた作品を見て何かいい事があると思いました。