2019年1月、理念を降ろしました

感動と喜びを増やす


 理念は、リンプラの活動を行なう上で重要な役割があります。

 

理念は、根底にある「考え方」、「価値観」、「想い」を伝えて、「存在意義」を明確にします。

 

「何のためにリンプラは活動しているのか」

 

「リンプラが目指す方向性は何か」

 

しかし、気が付いたのです。

 

理念は、本当は自分のためにあったと。

 

これまで、自分の立ち位置を確認しながら、理想の形を目指してきました。

 

しかし、常に環境が変化している中で、迷いが無くなることはありませんでした。

 

その迷いを減らし、自分のやりたいことの自覚と責任を考える機会を与えてくれたのが、理念でした。

理念という枠を外す

理念を降ろした理由は、理念という枠を外したかったからです。

 

理念が無くても、環境が自分にとって厳しい状況になったとしても、変わることはありません。

 

活動の根底にあるものは変わらないと、確信を持つことが出来ました。

 

理念に掲げた「感動と喜びを増やす」は今後も変わることはありません。

 

なので、廃止・撤廃ではなく、「降ろす」という言葉を選びました。

 

人との出会いは、自分が変化をするきっかけを得るためです。

 

変化によって、新しい価値観を手に入れることができます。

 

それによって、人生はより実りあるものになります。

 

その結果、自分の心の中にすべて答えがあることを理解しました。

 

これからの活動は、枠を作らずに自分がやりたい道を自分の意思で選びます。

 

そして、自分に与えられた役割は、責任をもって果たしていきます。

絶対の領域を目指す

絶対の意味は、2つあります。

1. 他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。

2. 他の何ものにも制約・制限されないこと。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

絶対の反対語は、相対です。

これまで相対の領域で人生を歩んできました。

ここ数年、残りの人生は、絶対の領域を目指そうと決めて歩んでいます。

 

これまでは、そのことを自分の心の内にずっと伏せていました。

日々変化していく状況に、頭と心の整理が追いつかない。

だから、言葉や文章に表現をすることは出来なかった。

でも、幸せを感じる事や幸せでいる時間が、増えたことは事実です。

 

たとえば、手帳に次回の来店予約が入ってなくても、不安に駆られた行動はしなくなりました。

行動しないかわりに、次の予約に向けた準備期間として自分を磨く時間にしました。

そうなると、仕事とプライベートのオン・オフも必要がなくなります。

 

幸せが増えた理由は、相対の領域での自分の習慣や習性を見るようにしたからです。

自己を知るための行動は、とても貴重な経験と自己成長へと繋がりました。

その過程で『自分の心の中にすべての答えがある』を理解したのです。

 

ただ、結局のところ、本当は理解できていません。

また、絶対の領域がどんなものか、存在するのか、わかりません。

わからないからこそ、相対の領域で生きながら、絶対の領域を目指すことにしました。

 

自分の人生の目標を叶えるために、今の活動があります。

それが明確になった今、理念を必要としなくなったのです。

これが理念を降ろした理由です。

 

「絶対の領域を目指す」は、2019年1月31日に追記をしました。