5倫「夫婦の別」

儒教の教え


5倫夫婦の別

前回のブログ「士規七則」の中で、ご紹介した5倫のひとつ「夫婦の別」について、参考になればと思い、ご紹介します。

 

「夫婦の別」

夫は、妻を朋友のように待遇し、妻は夫に貴賓のように仕えるべきです。

家に大小の課題あれば、夫婦相談して行います。

夫婦が子を産み育てるには、礼(※1)を以て教訓とします。

そして、子供が成長し成人になれば、祖先を祀り拝ませます。

また、夫は身を修め(※2)、妻子はその命令に従うことが大切です。

そうすれば、自然と夫婦は別の役割に、ならないといけないということです。

 

※1「礼」とは、男は才良を学び、女は貞節を慕う。廉恥は常に存す。淫乱は犯さず、正をもって本となし、是礼徳なり。すなわち是一種の節度、一種の規範で何かをする場合、すべて節度を守るべきで、これを礼の道としています。

 

※2 身を修めるとは、行いや人格を正しくする。心や行動が乱れないように整える。

 

この夫婦の別から学べることは、男性と女性とがお互いに持つべき態度の基準と言えます。

結婚について

ここからは、儒教とは関係ないのですが、インドの哲学のひとつにある「結婚について」、「結婚生活」についてご紹介します。

 

「結婚について」

愛には理由はありません。もし、愛に理由があれば、環境や状況によって理由は変化することになります。

なので、理由のある愛は、本当の愛ではありません。

夫婦の関係が存在するのは、相手があるからであって、自分があるからではありません。

常に、相手のためにも生きているのです。なので、いつも「イエス」と言いなさい。

もしも、お互いの意見に相違が生じたならば、四時間待って、それからその相違を取り上げなさい。

結婚生活は幸いです。共に手を携え、共に成長しなさい。

男性にとって、世帯を構える者にとって、世の中を一人で生きてゆくというのは、荷車が片方の車輪だけで転がってゆくようなものです。

二人で進む方がいいでしょう。女性の役割は重要です。

女性は家庭を気品と美で満たします。女性は両極にあるもののバランスを保つ中立点です。

子供を持とうとしないということは、林檎の木から林檎を取り上げるようなものです。

結婚生活

結婚生活について、夫にとって、妻の存在とは「半身」という意味です。

それは、二つの身体が一つの生命を形成するからです。自分のため、そして、相手のために生きているのです。

夫が仕事場にいて妻が家庭にいるときでも、仕事場は家庭に捧げられ、家庭は仕事場に捧げられています。

これは実生活における信愛献身です。二人は相手のために生きているのです。

結婚生活で得られるものは、自分の心が満たされること。さらにふたりの心が満ち溢れることです。

そのためにお互いが、相手に与える気持ちで接することで、その見返りとして満ち溢れる愛を相手から受け取っています。

夫と妻の捧げ合いによって、人生が至福となります。

愛を必要とするのは自然なことです。妻は夫を頼り、夫は妻を頼ります。

この信頼は、心が豊かになることで大きくなります。心が成長すればするほど、愛も成長します。

結婚生活は、自分の生活を向上させるため、新しい人生を得る機会です。

お互いに対する信愛献身によって得ることができるのが、結婚なのです。

私たちは、独身でいるか、結婚するかのどちらか一つの道を進みます。

どっちつかずは時間の無駄です。お互いに対する良質で洗練された思いやりをもって生きていくことが夫婦愛です。

結婚生活の最も優れた点は、ふたりでいるからこそ、ふたりの心にいつも安心と安定を与えことができることです。

お互いが自然でいられる関係

いかがでしたでしょうか?

結婚指輪を手作りされる夫婦を見ていると、既成品の結婚指輪を選ぶ夫婦とは違う点があることに気がつきます。

最後に、それを簡潔にまとめてシェアしたいと思います。

 

「ふたりとも自然体を大切にしている」

優先順位に「想い」を1番に挙げている理由は、想いには人を惹きつけ動かす力があるからです。

だから、想いにこだわります。しかし、その想いの質も同じくらい重要になります。

純粋な想いの他にも、雑念のある不純な想いもあります。

もし、不純な想いが残れば、純粋な想いの魅力は失われます。

さらに、自分の想いが相手に伝わらないことで、自分の中にストレスとして蓄積されます。

なので、自分の直感や感性を大切にする必要があるのですが、私たちは、必要以上に自分自身のことを大切に考えません。

また、表向きには他の人のことを考えているようで、内心では自分のことを考えています。

 

なので、自分らしい自然な振る舞いは大切なのです。

行動の理由に、全くの他人からどう思われるかを案じて、自分の気分を作ってはいけません。

私たちは、周りの人々が何気なく口にしている感想や批評を糧に生きているわけではありません。

自分が自然に振る舞い人の役に立っているのなら、それは価値のあることです。

手作り指輪についてどう思うかは、相手方の関心事であり、自分たちの関心事ではありません。

自分の人生は、他人の意見を土台にして築くものではありませんから、人々の気まぐれな意見に影響を受けるような自分の弱い想いでは駄目なのです。だからこそ、自分の想いを軽視することなく、しっかりと想いを明確にして、指輪に込めるという作業は、とても重要なのです。個人レベルの喜びが、自分自身にとって、相手にとって、家族にとって、社会にとって、喜びとなって世界に広がっていくのです。

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