最初の段階では、作りたい人が求めている理想の結婚指輪を見ることはできません。
お会いするまで、作りたい人の想いや何を求めているのかさえ、わかりません。
そのため、打ち合わせでは、手作りのことを伝えることと同じくらい、相手の想いを聞き、受け止めることが大切です。
例え、初対面でも、自分の考えや想いは、オープンにすることを心掛けています。
また、話を進めるときには、常に中立であることを意識しています。
それ故に、「絶対、結婚指輪を手作りした方が良いですよ!」とお勧めすることはありません。
理由は、結婚指輪を手作りして幸せになれる人と、手作りしても幸せになれない人がいるからです。
自分の客観的な評価は、相手のことを親身になって聞く、冷静で物静かで優しい聞き役だそうです。
自分自身では、理想の結婚指輪をカタチにするために、相手の想いや求めているものを懸命に探し出し、確認しながら、見ようとします。
喜怒哀楽の感情を強く表現する事は苦手だと思っていますが、想いが伝わらず悲しい涙を流したり、想いを共有して嬉し涙を流したこともあります。
「想いを込める」ためには、作る人の心の本質の状態を良い方向にプランニングするのも必要不可欠なのです。
・なぜ、リンプラは手作り結婚指輪だけなのか?
・なぜ、手作り結婚指輪をリンプラにしたのか?
「なぜ?」の答えは1つです。
理念である「感動と喜びを増やす」を手作り結婚指輪で実現する。
ここからは、結婚指輪を手作りして幸せになれる人と、手作りしても幸せになれない人の違いについて綴りたいと思います。
1. 結婚指輪を手作りして幸せになれる人は、お互いが自立している
打ち合わせの段階では、自分たちの結婚指輪は存在していませんから、当然ですが、ふたりは見ることができません。
既製品の結婚指輪でも幸せを感じられる人はいます。
しかし、他人軸ではなく、自分軸で考えた結果、それに違和感や物足りなさを感じる人もいます。
結婚指輪をふたりで0から最後まで創り上げる手間暇を考えれば、お互いに自立した考えがなければ、辿り着くのは困難です。
その行動の意味や楽しさ、喜びなど、お互いに理解しあえれば、より幸せな結婚指輪を手に入れることができます。
2. 結婚指輪を手作りして幸せになれる人は、お互いを認め受け入れることができる
結婚指輪に対する価値観は同じでも、男女ではデザインの好みが違う場合も多いです。
この価値観がふたりの内側にある同じものであるとすれば、特に問題ではありません。
デザインについては、お互いの主張を認めることができますし、受け入れることもできます。
3. 結婚指輪を手作りして幸せになれる人は、結婚指輪をステイタスとして考えない
結婚指輪はふたりのもので、人はそれほど他人の結婚指輪について、あれこれ興味をもっていません。
しかし、中には結婚指輪を“幸せな結婚をしたステイタス”と考える人もいます。
同じような価値観の人が周りに多いので、“幸せで羨ましい”と周囲から見られたい想いが強くなるのです。
結婚指輪にステイタスを求めれば、当然ですが、“相手の想いに気を配る”という一番大切な考えの優先順位は下がります。
結婚指輪で問題だと思うことは、ふたりが身につける意味を同じように理解し、満足し、何十年と身につけ続けることが難しいことです。
いかがでしたでしょうか?
結婚指輪を手作りして幸せになれる人は、この他にもたくさんありますが、今日はここまで。
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