東漸寺手作り市初出展しました

あんてぃーく市と手作り市


今回で4回目の出展は、初めての千葉県です。

訪れたのは松戸市北小金駅にある東漸寺です。

530年の歴史をもつ浄土宗のお寺の東漸寺は、森に囲まれた長い散歩道が印象的でとても素敵な場所でした。

 

開催時間は、9時〜15時の6時間。

この日は、7時に自宅から会場へ向かいました。

北小金駅を下車したのは、初めてなので観光気分で、街散策をしながらのんびり会場へ。

 

わかりやすい道だったので、8時前には、無事に到着できました。

受付を済ませ、出展場所を確認してから、まずは本殿へご挨拶へ。

お寺でおこなわる市では、この朝と夕方の参拝ができるのも気に入っています。
さらに、ゲン担ぎにおみくじを引いたりします。今年は人生の中で一番多くおみくじを引いています。

大吉も凶もそうそうでないものですね。

ただ、東漸寺ではおみくじの箱を見つけられませんでした笑

しかし、毎日予約なし参加無料で、朝7時〜50分間お経を唱えることができるということが判明。

次回出展するときは、せっかくなので参加しようと思案中。

 

本殿でのご挨拶も終わり、8時過ぎから準備開始。

作品を並べる前の段階から声を掛けていただいて、その内容が、ディスプレイの小物だったりして、だんだん緊張感も解れてきました。

どこに行っても、最初から自分を出せないというか、そこの空間に馴染もうとする性格なので、準備は黙々とすることが多いです。

 

出展結果の結論からいうと、数点お嫁入りできました。

千葉県でも緋銅の魅力を伝えられ、緋銅を手にしてくださる方とのご縁は、とても嬉しいです!
それに、作品を身につけて頂くと、さらに見栄えが良くなるのです。
対面の楽しみのひとつは、その人と作品が似合うか、似合わないかを確認することができることです。

愛用してくださると作家として何よりも嬉しいですね。

 

この日は、朝から天気に恵まれ、木々の緑に囲まれた中で、過ごす時間は、とても気持ちがよかったです。

 

ここからは、雑談です。

「お昼食べないのですか?」

出展先でも、驚かれることが多いのですが、自分の食生活は1日2食です。

「お腹空きませんか?」

もちろん、空きますが、食べないと気が済まないという感覚はありません。

この1日2食の習慣は手作り指輪に関わり出した辺りなので、6年位前になります。

食事が楽しみという感覚は、自分の場合には楽しみ方が違うのかもしれません。

満腹だったり、お腹があまり空いていないよりも、空腹の方が、同じものを食べても美味しく感じます。

食べれるありがたさ、一口食べては噛み締めてみたりするので、薄味でも充分に美味しく感じます。

それに、食べる量は減るので、お腹の体型は維持しやすいです。

午後になって眠くなったり、だるくなったりすることはありません。

 

「他の出展者さんのブースを見ないのですか」

基本的には、見たくても見る余裕がありませんので、見ていません。

言葉を交わすのは、ブースから会話ができる近隣にいる出展者さんくらいです。

ブースの管理もありますが、何よりもご縁を自分から手放すことになると思うので離れません。

当日は、食事はしない、トイレにも行かないで済むように徹底して管理・調整しています。

ストイックとかではなく、これがこれまでの経験を活かした自己流の取り組み方です。

 

「どう売れた?」

自分の売上げと同じくらい他のブースの売上げも気になるのは、普通の心理ですよね。

でも、どのくらいが目安なんだろうと、いつも思う。

食品と服飾品、美術品、装飾品、小物、植物などでも違うから比較するのは難しいので、単純に売上げ金額か、販売点数になるのかな。売れたという判断基準も人によって違うと思うので、「どう売れた?」の質問には、「はい、ぼちぼち、ありがたいことです。」と答えています。

1点以上はぼちぼちで統一しています。1点でもお嫁入りすれば、本当にありがたいご縁を頂けたと感じています。

そんな意味合いです。

 

「この金額で売れるの?」

あんまり、これは少ないのですが、出展者の方や来場された方から時折言われます。

でも、基本的にこの作品を作る手間暇を考えてもらえれば、この質問はしてこないと思います。

単に自分の価値とその人の価値が合わないだけと割り切り、深みにはまらないように対応するのがベスト。

いろんな人と出会うのも、手づくり市ならではの環境だと思います。

 

「客がいないと嘆かない」

最後に自分の意見ですが、主催者から撤収の合図が出るまでは、自分は片付けをしません。

例え、来場者が少なくて、暇になっても「今日は(人が少なくて)ダメだぁ」とか「もう今日はおしまいだなぁ」などの言葉は吐きません。

それは、周りの士気を落とすし、主催者に失礼な行為だと思うから。

出展料を払っていようと、主催者の土俵で商売させてもらっているのだから、客が少ないとか、時間前におしまいと言うのは、自分勝手な言動だと思う。

個人が集まる団体戦のイベントだからこそ、結束が大切なんじゃないかと思う。

もし、自分がここの市に興味があって訪れて、ゆっくり見ているのに車が入ってきたりしたら、びっくりするし、時間内なのに、おしまいムードだったら居づらい。

目的が明確ならいいですが、フラッと覗くには敷居が高いところがある。
場を活かすも殺すも、出展者次第だと感じます。

他にはない面白いものがたくさん見れて、掘り出し物がありそうな市だけに、本当に勿体無いと思い追記しました。

 

最後に、話を戻しますが、東漸寺の紅葉を狙って10月28日(土)の開催日に2度目の出展を検討中です。