手作りの動機
結論から言うと、手作りをする理由によっては、おふたりの手作りをお受けするのは内心難しいかな。と感じる時があります。
そんな時は、おふたりの意思を尊重しつつ、その殻を壊してもらえるように、いくつかのご提案をしています。
特別な提案内容ではなく、こうしたらもっとふたりで手作りが面白くなると思いませんか?
楽しくなりませんか?ということです。
どんな結婚指輪だったら、おふたりが満足できるのか?
どんな結婚指輪だったら、おふたりがより幸せに感じてもらえるか?
今のおふたりの想いを指輪に込めてほしいと考えています。
こんなカップルは、ちょっと…手作りは…ということを紹介します。
完璧主義で自己主張が強い
このような人は、ものづくりなどを学んでその方面で仕事をしていたり、ものづくりは大好き、おしゃれも上手で、自分のものにはこだわりをもっています。
結婚指輪も自分が身につけたいデザインを、それぞれ自分で作ると決めている。
結果(人からの評価)にこだわるタイプに多いです。
お互いに遠慮する
最初から、相手の結婚指輪を作り合ったり、一部だけでも手を加えることに抵抗を持つ。
その理由に、ネガティブな発言があると違和感を感じます。
また、お互いでなんとかしようではなく、最初から自分でできないのはレーザー、職人など第3者に頼ろうとする。
それがどうして、ダメなのか?
もし、自分が失敗したら。。。
その責任から逃れるために、無難な選択肢を選びたいと考えるタイプに多いです。
ひとりでがんばる
最初から最後まで、ひとりで頑張るのも手作り結婚指輪ですが、ふたりの間に隙がないのは、掛ける言葉も限られてくるし、当然、結果は感動と喜びも少ないものです。
手作り結婚指輪は、ふたりの共同作業が一番よい結果をもたらします。
結婚指輪を手作りをする工程の中で、お互いの欠点も認めつつ、相手と一緒に感動と喜びを味わい成長する機会なのです。
ひとりで頑張っている姿は見ていても辛いです。
ふたりの想いが重なったときに、美しい結婚指輪が誕生します。
寛容さが足りない
幸せな結婚の条件のひとつには、自分のこだわり、価値観が強いと、自分の先入観が強くなり過ぎて、その場で自分の好み以外を楽しむことができません。
固定概念はすてて、柔軟な対応を心がけてみてはいかがでしょうか?
こだわることは、とても良いとは思いますが、相手を値踏みする。
あらばかりが気になる。相手に依存しすぎる。お金にこだわる。
など、これらは純粋な想いではありません。
手作り指輪は、カタチとして見える価値だけではなく、カタチには見えない価値があります。
指輪は、あなたの心を映し出したものなのです。
自分を過小評価する
人は誰でも才能を持っています。
その才能のひとつに、想像する力があります。
想像する力は、ピンチのときにこそ、前向きな解決策を生み出します。
結婚生活でも、自分を信じる力が必要になります。
最後に頼りになるのは、自分自身です。自分自身を信じきれれば、相手も守れます。
指輪作りは、初めての方ばかりですが、「作りたい」という想いが強いです。
自分を過小評価する必要はありません。
あなたの想像力があれば、世界にたったひとつの手作り指輪を作ることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
結婚指輪は、それぞれが違うデザインでも、違う素材でも良いと思います。
でも、結婚指輪を一緒に作るのだから、一緒に作ったことを指輪で証明して欲しいと思います。
つまり、相手の指輪に、自分の”想いを込める”ための手作り指輪です。
完璧主義ですか?
自己主張が強いですか?
パートナーを受け入れられますか?
無難な関係を選択していませんか?
それぞれに考えがあるとは思いますが、おふたりの価値観、性格は手作りを通じて理解できるところがあります。
自分たちで結婚指輪を作ろうという行為は、とても素晴らしいことだと思います。
素晴らしいからこそ、ここでしか伝えられない想いもあります。
いい意味で、みなさまの期待を裏切りたいと思っています。
毎回、作る方の想い以上に、熱い想いで向き合っております。
これからの素敵なご縁をとても楽しみにしています。