メリット
自宅の庭で家庭菜園を初めてから今年で、10年目を迎えました。
家庭菜園と言っても、実際に育てるのは夏です。冬場は休みます。
その間に、畑はまた庭に戻ります。
GW前もしくは、GW期間に庭を耕して畑に戻します。
園の広さは、畳2畳分位で、手作業でだいたい2~3時間です。
さて、家庭菜園のメリットですが、「毎日世話をする」です。
毎日、どんな様子か観察をするのですが、反面、異変がないかと心配することもあります。
でも、これもまた楽しいのです。
料理の隠し味は愛情と同じように、育てている野菜に愛情をもって育てます。
摘心したり、間引きしたり、虫がついていないかどうか、水や肥料は不足していないかどうか、元気に育つ環境を考えるようになります。
これまで、色々な野菜の苗を植えました。収穫が出来ないまま終わった苗もありましたが、たくさん収穫できた野菜もありました。
期間は、5月~9月位まで行います。
植物の生育に関する勉強もしてなければ、知識もありませんでした。
家庭菜園を始めてから、自然災害(風、雨)、環境被害(愛犬が掘り起こす)、害虫など、さまざまなトラブルが起きました。
その度に、調べては対処法を考えました。
葉が枯れた
腐った
害虫被害
肥料や水のやりすぎ
など
今の時代、パソコンでもスマホでも、検索すれば何でも知ることはできます。
家庭菜園に関する本や雑誌を読み、ネットで調べながら知識をつけようと行動します。
目標は、収穫。その次は収穫量です。
家庭菜園だからと言って、簡単に野菜が育つわけではありません。
店の園芸コーナーに行けば、まずは、色々な種類の土があります。
育てる野菜によって必要になる道具も異なることが有ります。
店で並んでいる野菜だけを見て、色々意見を述べることも間違っているとは思いません。
ただ、野菜を食べる人なら、まずは作る方の立場を体験することは、とても有意義なものと考えています。
本当に関心があれば、自分で作るのも良いと思います。
やっぱり大変だから、店で買おうというのも良いと思います。
「いただきます!」
「ごちそうさまでした!」
この2つの言葉や仕草だけでも、その人の内面にある気持ちや心理状態を感じられるようになると思います。
毎年1種類は初挑戦
家庭菜園の醍醐味は、自分の好きなものを育てることができます。
家庭菜園では、自分のルールがいくつかあります。
その一つが、この1種類は初挑戦すること。
今年は、トウガンに挑戦(他の苗と間違えて購入)します。
挑戦するということは、知識が必要となり、調べます。
また、経験者の方の話も、貴重な機会です。
これまで、知らなかったことと向き合うことは、とても楽しい時間になりますし、毎年、思い出に残ります。
「野菜そのもの味を味わうことができる」
これも家庭菜園ならでは、例えば、トマトの苗と言っても、何種類も並んでいる。苗の値段も特徴によって高いものも安いものもある。
自分は、葉⇒枝⇒茎⇒根っこ(見せません)で選びます。
自分で育てた野菜はどんな味であれ、美味しいです。
ひとつの苗から2つしか収穫ができないこともあります。
この場合、2つだけでも育って良かったとなりますよね。
これが美味しい、美味しくないの前に、しっかりと味わおうという気持になる。
この気持を忘れずに生活に取り入れていくことが大切なんです。
結論、家庭菜園はメリットしかない。でも、夏場限定ですが笑
