歴史に残る世界のダイヤモンド①

ナサック・ダイヤモンド


当初は、90ctの重量のロスを最小限にして保たれた三角形の面(ファセット)の少ないダイヤでした。

最初に所有したのは、インドの王子です。

アハラシュトラ州のナサックの地下寺院に安置されていたシヴァ神の像にはめ込めれていました。

 

その後、英国がインドへの侵略、1818年に戦争の戦利品として、このナサックダイヤモンドが含まれていました。

ヘースティングス候の手に渡り、ロンドンへ送られ、三角形のカットを保ったまま80.59ctに再研磨され、更に輝きダイヤモンドとなりました。

 

その後、所有者が移り変わり、ハリーウィンストン社が入手します。そこで、現在の重量43.38ctのエメラルカットに再研磨され、更に輝くようになりました。

 

1944年、ニューヨークの宝石商からウィリアム・B・リード夫人に売却、バケットカットのダイヤに囲まれたデザインのリングとして現在に至ります。

ナサック・ダイヤモンド

ポーラ・スター・ダイヤモンド


有名なインド産の、パビリオンに8つの尖った星形と、2㎜のフラットキューレットをもつ色と品質共に良い41ctのダイヤモンドです。左右対称でキューレットがフラットのため、垂直に立てることが出来る珍しいカットです。

 

最初の所有者は、ナポレオン1世の兄ジョセフ・ボナパルトといわれています。

1820年にロシアに渡り、100年もの間貴族のユスポフ家に所蔵されていました。

その後、パリの宝石商カルティエに売却され、1928年にカルティエから石油王デターディング卿夫人に売られました。

夫人の死後、クリスティーズによって競売にかけられ、1980年以降はスリランカの業者がこのダイヤモンドを手に入れたといわれています。

ダイヤモンドカットの構造

リージェント・ダイヤモンド


1701年、インドのゴルコンダの南の鉱山で発見された410ctの原石です。

様々な逸話がある中で、この原石は18世紀初めに、マドラスの駐屯地の総督である英国人トーマス・ピットが購入して英国に送り、半分以下の大きさの140.50ctのクッション・シェープに研磨されました。

 

その後、1707年、フランスのルイ15世の摂政(リージェント)であったオルレアン公フィリップが購入、名前をリージェントと変え、ルイ15世の載冠式に使われた王冠にはめ込まれました。

 

フランス革命後、1792年の王室財宝庫からの宝飾品の盗難で消失しましたが、無事に発見されました。

1801年にフランスの支配者となったナポレオンが取り戻し、皇帝の剣にこのダイヤをつけました。

ナポレオン追放後、妻のマリー・ルイーズが持ち出しましたが、父親のオーストリア皇帝がフランスへ返還します。

 

リージェントとは、統治者の意味です。のちに、ナポレオン3世の妻、ユジエニー王妃の冠に装着されたのを最後に、現在はルーブル美術館に展示されています。

リージェント・ダイヤモンド
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