工房の壁面には、これまで婚約指輪や結婚指輪を手作りされた方たちの写真を飾っています。
今年は、さらに打刻体験した中学生の手紙、3周年をお祝いしてくださる手紙、葉書を飾っています。
写真からは、幾度となく自分の信念が折れそうな心を支えてもらっています。
そういう状況は、自分の中であるものに対して不安や恐れを抱いている時です。
不安や恐れが自分の中にあるが、実は自分軸ではなく、他人軸に依存していることが多い。
つまり、自分の世間からの評価に比重が傾いている状態です。
不安や恐れは、結果悪い方向へ物事をとらえるようになる。
例えば、望ましい結果にならないことへの嫉妬、妬み、怒りなど。
負のスパイラルを生みだし、結果自暴自棄に陥る可能性もある。
「今を生きる」
人生において、楽しく、幸せで、豊かに暮らしたいというのは、誰もが思うことです。
ただ、その判断基準はどこでするのか?
それは、自分自身です。
自分の人生を生きることが、今を生きること
何かを捨てなければ、何かを得ることができない。
しかし、何を捨てているのではなく、それは壊すことで、新しいものが生まれるということなのです。
話しにまとまりが無くなってきたので、何を伝えたいかというと、手作り指輪はこれまでの自分の概念を壊すということです。
自分の概念を壊したあとに、相手を受け入れるという新しい概念を創るのです。
だから、今の情報発信されている婚約の証である婚約指輪の価値や評価の仕方、結婚の証である結婚指輪の選び方や、購入者の方の感想には、違和感を感じることがある。
それは、指輪の基準が他人軸に依存しているように見えることがあるから。
結局のところ、自分自身が自立していなければ、大切な人と向き合うこともできない。
常に、社会にいればいろいろな雑念、想念で自分の心が乱れたり、苦しくなることもある。自分を見失うこともある。
今を生きるとは、自分を見失うことなく、常に自分の人生を生きることです。
手作り指輪のメリットは、制作だけではなく、創造することを含めた創作です。
創作することのメリットは、今ではなく未来を明るくする灯りになります。
だからこそ、どんな環境になろうと、自分らしさを貫きます。
これからも妥協することはありません。
4年目もよろしくお願い致します!!
