結婚指輪を長く身につけるとは

結婚指輪ができること


世の中には、

 

「個体としての人間は、突き詰めれば相手を傷つけるだけの存在でしかない。」

 

と考える人がいます。

これは別の見方をすれば、「自分さえ良ければ、相手を傷つけることができる。」ことを正当化しているので、この考えには個人的には同調できかねます。

 

これを【結婚】に当てはめると、最初から結婚はしない方が良く、社会の因襲に縛られたままお互いを傷つけ合うことは、人生を空しくさせるだけだ、と主張しているようなものです。よく「結婚なんて、するもんじゃないよ」って言っている人の話を耳にしますよね。

 

それであれば、わたしたちが選択する正しい行為は「結婚した方がいいよ」って言っている人の話ということになります。

結婚した方が良いよと言っている人の話を聞いた方が、自分にとってよい方向に進めるという事は当たり前のことです。

 

最近の調査によれば、結婚していない人よりも、結婚している人の幸福度は高いという結果があることをご存知でしょうか。

幸せな結婚は、年齢差が少ないことや高額な結婚式を挙げることではないのです。

親友と結婚することや、夫婦が親友になる関係が結婚していて幸福を感じる人が多いというのです。

 

例えば、イギリス。

年次人口統計のデータを見ると、結婚してない人よりも、結婚した人は幸福感の落ち込みが少なく、特に中年に差し掛かった時の失望感を和らげ、結婚のメリットも短命に終わらないことを示しています。

 

また、この調査によれば、物事がうまくいっている時は、独身者の方が楽しんでいますが、ストレスの多い状況に陥った場合は、配偶者との関係が個人の幸福感に非常に重大であることを示している。

 

このリポートの作成に携わった研究者の1人でもある、シャウン・グローバー氏もThe New York Timesの中で

 

「人生の中で困難に遭った時、または状況が悪化した時、結婚は最も重要な要素かもしれない。安定し落ち着ける相手と結婚することは、困難なことに対してもストレスを和らげさせるようだ」

 

と述べています。

結婚は幸福感を高める


多くの人々が、自分の配偶者はベスト・フレンドだと主張していることにも注目したいです。

永遠の親友となる人と結婚できたラッキーな女性は、男性よりも多くのメリットを得られていることが分かっています。

 

仕事への理解も得られ、家事も夫が積極的に手伝うらしいです。

つまり、夫婦が親友になるということの本当の意味は、相手を所有物とみなすのではなく、お互いが対等な関係を築き、毎日日々のことに向き合って一緒に成長して行くことが結婚した二人の幸福感を高める方法のようです。

 

出典元:Happily Ever After: Getting Married May Make You Happier, But Only If It's To Your Best Friend - Medicaldaily(1/8)

出典元:Study Finds More Reasons to Get and Stay Married - The New York Times(1/8)

身体の一部のような感覚を得られる結婚指輪


手作りを選ぶメリットは、世界にたった一つという唯一無二の存在だけではなく、そこには私たちが気付かなかった価値観が存在します。

 

それは、手作りした人でしか感じられない特別なものであるし、単に手作りといってもその過程で結果は全く違うものになると考えます。

 

だからこそ、指輪を身につけてからの月日に何を感じるのかはとても大切なことで、手作りに関わってから4年経ったみなさんの感想はとても貴重で参考になるものです。

 

ある調査結果では、10年経つと約半数の夫婦は結婚指輪を外すそうです。

でも、ジュエリーの耐久性は数十年と変わらないものなのに、なぜ身につけなくなるのか?

 

そこには、いくつもの理由があるとしても先程の「結婚生活の長続きの秘訣」を結婚指輪に当てはめると次のことが言えるのではないでしょうか。

結婚指輪の本当の価値

結婚指輪は、お互いの所有物とみなすのではなく、日々一緒に人生を刻む体の一部のような感覚で身につけられる必要がある。つまり、相手を束縛するものではないということです。

 

どちらかが、結婚の儀礼のアイテムという認識があれば、結局結婚指輪そのものに深い愛着感は抱きません。

結婚指輪をつけている理由もつけていない理由も、本人が「なんとなく…もういいかな」って答える方は案外に多いのです。

 

結婚指輪を身につけることが安心感をもたらし、困難な事に対してもストレスを和らげるものであったとしたら、1年、2年、3年…と歳を重ねる度に、手作りした指輪の存在は本当にどう変化してどう感じていくのか。

 

ここにも、手作り指輪の魅力があると確信しています。

リンプラでは、手段としての手作り、自分で創る過程、そして目的の成就にこだわりながら、手作り指輪の本当の価値を創造しています。