緋銅プレート
先週は切り出すところまで終わっていた14枚のしずく型プレート。
本日は、一日ありますので完成を目指します。
銅板を糸鋸で切り出す作業はとても集中力が必要になります。
なにせ、鋸刃の幅は0.3㎜と細く、刃の方向は下向きです。
つまり、下に下ろすときに切れます。
基本は銅板に対して、切れ目に対して、真っすぐ垂直に当てます。
例えば、無理に曲線に合わせて動かそうとすると、刃が折れてしまう危険があるのです。
刃が折れてしまうと、当然ですが使えませんから、刃を交換します。
交換する刃はありますが、簡単に折ってしまっては、いくら刃があっても足りません。
糸鋸も使った回数だけ、コツというか折れない方法が思いつくようになります。
そして、回数に合わせて少しづつ技術力も身についてきます。
なんと、6cmという長さですが、0.2㎜幅に切り出すことができました。
でも、これは必要ない部分なので利用することはありません笑
紙やすりで磨いた後は、バフ研磨機で最終仕上げをしていきます。
これが、毎回のように枚数が多いと、結構大変な作業となります。
しっかり、磨いたはずなのに、磨けていないということも多く、やり直しをしてやっとピカピカな状態になります。
そして、最後の作業は緋銅にします。
炎の大きさ、当てる位置、当てる時間、離すタイミングなど調整しながら、1枚ごとに確認&修正をしていきます。
今回は、14枚すべて成功という結果になりました。
また、緋銅プレートにおすすめが加わり、合計93枚となりました。




