幸せな結婚

幸せな結婚生活への扉

まず最初に、お伝えしたいことがあります。それは…

 

「結婚すれば誰でも、大なり小なり夫婦の問題に直面する。」

 

その大なり小なりの問題に対しての解決方法は、大きく分けて3つの選択肢になります。

  1. 問題にぶつかっても、どちらかが我慢することで問題を大きくしない夫婦
  2. 問題にぶつかっても、あきらめることなく問題を乗り越える方法を探す夫婦
  3. 問題修復のためにある一定期間努力はするが、改善しないなら「離婚」によって終わらせる夫婦

ほとんどの夫婦は、1番目の「夫婦のどちらかが我慢する」という解決方法を選択することが多いのではないでしょうか。

 

さて、今あなたは、この結果にどう思いましたか?もし、自分ならどれを選択したいと思われたでしょうか?

問題を乗り越える方法

願わくば、3は選択肢から失くしたいくらいです笑

1は、問題が小さいうちはまだいいのですが、いずれ大きな問題へと発展する可能性があります。そうなると、2の「 問題にぶつかっても、あきらめることなく問題を乗り越える方法を探す夫婦」がいいと思いませんか?

 

「幸せな結婚生活を過ごしたい!」

 

当然ですが、誰もがそう望んでいることだと思います。でも、その前に夫婦で「するべきこと」があることに気がついていますか?

 

多くの夫婦は「問題に対して一生懸命努力したのに…」と言いながら失敗に終わっています。その原因は、お互いが望むことばかりに目が行くため、夫婦で「するべきこと」をしてこなかったからです。いまからでも、夫婦の関係を深めることにフォーカスしてください。

 

「新しい情報に翻弄される」

 

毎日、いつでもどこでも、私たちは新しい物や情報、価値に触れる事ができます。だから、新しいものに価値を感じることや、新しいものを欲しがることは、ごく自然な行動なのです。

 

そして、自分が知らない何か特別な情報(ハウツー)があると考えます。

 

結婚生活の秘訣は、テクニック的な要素よりも本質の追求です。知識の面だけであなたの結婚生活を変えることはありません。むしろ、膨大な情報に気が滅入るかもしれません。あるいは、何から手をつければいいのか混乱するかもしれません。

 

でも、他の人だけ知っていて、あなただけが知らない情報などほとんどありません。もし、新しい情報だと思ったとしても、あなたが求めている問題を解決する方法はありません。

 

では、本当の解決方法はどこにあるのでしょうか?

 

「それはあなたの内にあります。」

 

あなたの心の奥深いところに埋まってしまっています。あなたの心の奥深いところにあり、また相手も内に同じものがあります。お互いが「これなんだ!」と共有できると、あらゆる問題を乗り越えられるようになります。

 

時間と労力を無駄にするとは、このことに気づかずにいることです。それって、理想なの?きれいごとなの?

大きな山でも、正しい道と信じて、一歩一歩進めば、必ず乗り越えることは可能です。

その秘訣をお伝えします。

 

「相手への思いやりよりも、自分の幸せを優先すること。」

自分の幸せを優先する大切さ

わたしたちは、相手への思いやりを大切にして育ってきました。その反面、自分を幸せにすることは育ててきませんでした。自己中になるのは間違った解釈です。つまり、もっと自分を愛しなさい、好きになりなさい、幸せにしなさいということなのです。

 

でも、どうやって?そう思う方は、下記の例を参考にしてみてください。

  • 限界(常識)だと決めつけているものを取り払う

 自分の幸せに対して、心の隅のどこかで「自分には無理だろう」「実現の可能性は低い」と思っていれば、自分で自分の幸せにブロックをかけています。

  • 他人の価値観にとらわれない

 自分の幸せを優先する生き方は、皆がやっていそうで実はごく一部の人しかできていない。なぜなら、自分の価値観によって、今の環境の中で孤立したり、孤独になることがあるからです。

  •  「ちょっとの努力」を惜しまない

「努力」というと苦しいイメージを抱く方もいると思う。でも、自分がどうしてもやりたい、自分にとってたまらなく魅力的に感じていれば、努力は苦とはならない。その努力を心から楽しむことができる。

 もし、「ちょっとの努力」と思うのであれば、それはまだ自分が心から欲していることをやれていないだけのことなのです。

  • 不器用さは努力でカバーできる

もし自分が不器用な性格だと思うなら、「要領よく」は諦めることです。その分、何倍も努力するしかない。その結果には正解はない。

  • 一点集中で追求する

自分を幸せにする。これは、どんな時代でも変わらない生きる本質です。

結婚相手は自分に似た相手を選ぶ

秘訣である「相手への思いやりよりも、自分の幸せを優先すること。」

もう一つの理由は、最近のある研究で、結婚相手は自分に似た相手を選ぶという結果があります。

 

心理学的には、「自分が好きな人や親しい人は、自分と似ている」と思う傾向があります。結婚相手が自分と似ていると思うから、ますます相手を好きになるそうです。

 

つまり、自分の幸せを優先することは、自分が幸せをしたいと思う相手を選ぶことができるのです。夫婦生活が長くなるとお互いに顔まで似てくる場合もあるそうです。よく、結婚すると結婚前のドキドキする気持ちが減っていくと言いますが、これは自然なことです。

 

その理由の一つは、ドキドキは期待感から生まれるものだからです。一緒にいるという安心感の中でドキドキする方が不自然です。ドキドキがなくても幸せに感じられる夫婦は、いつまでも仲良くいられるようです。

 

「ふたりの時間は、絆を深めることを考える」

 

たとえ一緒に過ごす時間は短くても、一緒に同じご飯を食べたり、同じ作品を見て感想を共有したり、ペットを育てていたりすると、お互いの絆は深まります。

 

さらに、お互いの絆が濃密かつ強固になるのは、困難を共に乗り越えたときです。その本質を理解し、結婚指輪はお互いに手作りをするべきです。思いやりの言葉をかける。指輪のデザインを考え、共に制作しながら絆を深める。

 

結婚生活の充実感、幸福感とは自分の幸せな時間の積み重ねから得られるものなのです。

子どもの前に夫婦ありき

自分を幸せにすることは、自分の心の在り方です。子どもが産まれれば、赤ちゃん中心の生活になります。

 

しかし、子どもはいずれ巣立つもの。その後、生涯を共にするのはパートナーです。その為にも子供中心の生活に少しずつ、夫婦の生活に意識を取り戻そうと心がけることが必要なのです。

 

「子どもは2番手で夫婦が家族の最優先」

 

2人だけでデートしなくても、意識を相手に向けるだけでも大きな違いがうまれます。子どもを預けて夫婦だけで遊びにいくことに罪悪感を感じ、存分に楽しめない人も多いと思います。

 

しかし、子から離れる時間を持つことは、親のためだけではなく、親にも楽しみがあることを子どもに理解させることになります。つまり、子どもは、自分が世界の中心ではないことを学べるのです!

 

それに、子育ては夫婦にとって、幸せで楽しい時期でもあり、大変なことの連続でもあります。積りに積もったストレスからイライラしながら子どもと向き合うよりも、ストレスを緩和して夫婦で笑顔でいることは、何倍も子どもにとっても良いことであることに違いありません。