Profile
石田 耕一さん
東京都世田谷区出身。町田育ち。
2007年独立行政法人国立病院機構東京病院附属リハビリテーション学院作業療法学科を卒業。
卒業後は新横浜リハビリテーション病院リハビリテーション科に勤務。主に脳卒中の方の生活動作改善を担当。
フェルデンクライス・メソッドに出会い、その「動き」を通して可能性を引き出すユニークで洗練されたアプローチに感銘。
2015年よりジャスミン訪問看護ステーションに勤務するかたわら、フェルデンクライスプロフェッショナルトレーニングプログラム東京に参加し、学びを深め中。
ナラティブボディワークス(Narrative Body Works)を主催し、ボディワーク、ワークショップを開催中。
石田 麻子さん
埼玉県さいたま市出身。
幼少期から高校まで埼玉の緑の中で過ごしました。
保育園時代、母親との別れ際に毎朝泣いていました。「泣き虫あこちゃん」でした。
今も泣き虫は健在ですが、高校時代の仲間たちとの出逢いで初めて「自分を出してもいいんだ!」と気づき、今もその仲間たちが支えになっています。
高校卒業後は短大へ進み、その後タオル会社に就職。
営業や営業事務として5年勤めた後、リハビリの専門学校に入学。そこで耕一さんと出逢いました。
現在は、作業療法士として都内の療育センターに勤めて9年を迎えました。

番組内容のご紹介
≪ 前半 ≫
- 結婚式のおふたりのコンセプト「a little candle」について
- コンセプトのメリットについて
- 結婚式を支えてくれた方の話
- 現在、作業療法士としてご活躍されていますが、その道に進んだきっかけについて
- フェルデンクライス・メソッドの出合い
≪ 後半 ≫
- ブログ「ひとやすみ」について
- フェルデンクライス・メソッドについて
- ナラティブボディワークス(Narrative Body Works)を主催し、ボディワーク、ワークショップを行っている活動について
- 腰痛をテーマにしたきっかけについて
- 3月20日(日)開催イベント「腰痛カフェ」の内容について
- 群盲象(ぐんもうぞう)を評すという寓話(ぐうわ)の話
≪ プロフェッショナルのオープンハート ≫
腰痛カフェについて更に具体的な内容をお伺いしたいと思います。
【オープンハートとは】
他人を受け入れること、謙虚であること、愛を受け入れること、執着を手放すこと…つまり柔軟で偏見を持たない心のことです。偏見を持った状態でワークをした場合、「可能性」を見落とします。ここで言う可能性とは、今まで考えたこともない方向性で物事を見ることができる力を養うということです。
【フューチャーセッションとは】
持論を主張し合うのではなく、互いを理解し合うための対話を丁寧に重ねて大きな合意を形成し、対話の中で得られた気づきをアクションにつなげられる場づくりを目指す。
互いの「想い」を尊重し、良い関係性を築き、この場で知り合った縁を大切にする、といったルールを定義したものです。
作業療法士とは
作業療法士とは、国家試験により免許を受け、医師の指示のもとに農耕・畜産・園芸・手芸・木工などの適当な作業を行うことにより、 障害者の身体運動機能や精神心理機能の改善を目指す治療(作業療法)を行う人のことです。
リハビリテーションの現場において、理学療法士・言語聴覚士とともに活躍する医療 ・福祉界のスペシャリストです。
作業療法士は、人間として生きていく上での(作業)活動を理解・分析し、利用できるよう力を身につけることが不可欠とされていて、入浴や食事などの日常生活動作から、職場復帰に至るまで、作業療法士は広く関わっています。
障害をもった人々の自立生活の援助や個々の潤った日々作りに積極的に関与する作業療法士の仕事は、身体や精神に障害を持つ患者の機能回復から日常生活までをサポートする専門家のことです。
手芸、工作、絵画、音楽、生活動作訓練などの作業療法を用いて、患者の自立や社会復帰を手助けします。
最近では音楽療法士や園芸療法士などの民間資格が誕生するほど、作業療法士関連の社会的ニーズは上昇しています。
フェルデンクライス・メソッド
ロシア生まれの物理学者であり、柔道のエキスパート、機械工学の技術者でもあり、教育者だったモシェ・フェルデンクライス(1904〜1984)によって造り出された学びの探究法を「フェルデンクライス・メソッド」と言います。
「不可能を可能に、可能なことをたやすく、容易いことを優雅に」
フェルデンクライス・メソッドは、体の動きと感覚システムの働きを利用して能力を再開発する方法で、発育・発達段階で動きを学ぶプロセスを利用しているユニークで洗練されたアプローチです。
動きや思考、感情を新しい方法で探索するこのメソッドは、シンプルで魅力的な方法と、応用の広さが特徴です。
2つのレッスンから構成されています。
「(言葉)動きを通しての気づき」(ATM : Awareness through Movement)のグループレッスン。
「(手を使う)機能の統合」(FI : Functional Integration)のマンツーマンレッスン。
どちらのアプローチも、様々なシーケンス(一連の動き)を用いて習慣化した動きとは違う新しい動きを行います。
そして、感覚を通して脳に送られる情報と、その感覚に注意を向けることで脳のなかで有効性の高い新しいつながりを造り出し、パターン化した動き方に変化をもたらすことを可能にします。
最新の脳科学と一致する「神経の可塑性を利用し脳に変化を起こす」メソッドへの評価は世界中で、音楽、芸術、スポーツ、教育、リハビリ、運動など、あらゆる分野の人々によって実践されています。
番組放送日のお知らせ
- 2016年3月1日(火) AM10:00~10:30 初放送
- 2016年3月8日(火) AM10:00~10:30 再放送
インターネット環境さえあれば世界中どこでも、PCでもスマートフォンでも聴くことができます。
※専用アプリはありません。
【ラジオの聴き方】
①「クリックするとラジオが再生されるよ♪」と書かれたバナーをクリックしてくだい。
②画面の「PLAY」ボタンを押すとラジオ放送が流れます。
コンセプト・マリッジリング
