手作りは物語【4】

いよいよ、シリーズ『手作りは物語』は今回が完結となります。

それでは早速本編に入っていきたいと思います。

態度価値


態度価値とは、人間が人生において実現できる要素と言われています。

この態度価値とは何か?

自分に与えられた、置かれた状況や運命に対してどんな態度を取るのか。その態度によって実現できる価値です。

 

人は、順風満帆の時は誰でもいいことを考え、いいことを行います。順風満帆の時とは、自分が幸せである時です。

しかし、困難な状況や苦しみの状態の場面に立たされた時、つまり自分が辛いと思う時に、その人の本当の人物像・人間性を見ることができます。

 

「どのような想いがあるのか」

「どう考え、行動してどう感じたか」

理想は、幸せな状態でいることですが、辛さと幸せは交互にやってきます。

 

たとえば、

「はじめて出会ったところから交際が始まるまで」

「何か問題を二人で協力して解決して、お互いの良さがわかったこと」

「デート中にケンカして、お互いの大切さを再確認して仲直りした」

「問題を乗り越えながらプロポーズするまで」

「結婚式を挙げるまで」

このような エピソードは、誰もがひとつは経験されているのではないでしょうか?

 

その時の想い、どう考え、行動して、どう感じたか

その時のエピソードを思い返せば、そこには、ふたりが共有するものがあったと思います。

それは、変化も消滅もしないものなのですが、生活の中で見えなくなったり、見失うこともあるものなのです。

 

【ここまでのまとめ】

コンセプトやテーマを指輪のデザインにする場合には、交際期間中の全体の出来事から創造するのではなく、一部、一つの出来事、エピソードを切り取り、それに対して深堀して創造をしていきます。

深堀する理由は、ふたりが共有するものをお互いが見つけて、確認する作業となります。

ふたりの心の絆を強める


どんなにその人がやさしくて、思いやりのある人だったとしても…

周りから見て仲の良い夫婦だったとしても…

一緒に暮していれば、相手との性格や意見の違いはあります。

 

お互い20年、30年と育った環境も異なる、別々の家で暮らしてきた人間同士が一緒になるのです。

当然ですが、生活していく中でいろいろな違いに気づいていくのは当たり前なのです。

その時に違和感を感じることもあります。

幾多のことが積み重なって、最悪の場合には、対立が起こることもあります。

 

その時、どうふたりで解消していくのか?

お互いの価値観をどう認め合って、一致団結(解決)していくのか?

 

家族になれば、恋愛関係ではなかった育児があります。

これは二人ともまったく人生で初めての経験です。

しかも子供を育てるというのは本当に難しいです。

子供ですから怪我も病気もするし、育児の方法によってお互いの両親と対立するなんていう出来事もあります。

 

いろいろな人間関係や環境の中で、自分の態度価値が必要となってきます。

自分だけでは解決できないことは、一緒に悩み、考え、最善と思われる結論を夫婦二人で導き出していく。

結果、夫婦の絆をますます強めることになっていくのです。

 

ふたりで手作りする理由

ふたりの共有する『もの』に気づき、その『もの』を結婚指輪というカタチにする。
共同作業というところも、とても良い効果を生みだしていると思います。

『夫婦の証であり、夫婦の絆であり、愛の証』

 だから、ふたりで作って欲しいし、願わくば、お互いの指輪を作り合って欲しい。

 

長い歴史の中で、世界中の人々の心の支えになっていた、結婚指輪の本来の意味が成就すると考えるのです。

今の時代のようにものが溢れていて、モノ自体の価値が失われてしまっていると思うから、懸念するのです。

 

人々が必要としてきたから、指輪の歴史は作られてきた。

指輪の歴史は、必要とされる人々がいたから作られたといっても過言ではない。

 

自分で手作りするということは、そこから始まる歴史を創るツールと相応しく

この先もずっと語り継がれるものだから、『手作りは物語』と言えるのです。

手作りは物語

手作りは物語 おわり

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