平和の鐘の集い

平和祈願一万枚護摩供

広島にある行者山「太光寺」では、2015年8月5日に第12回平和の鐘の集いのイベントがありました。太光寺については、こちらからHPのリンクを貼っておきます。

そこで、夜8時から平和祈願として一万枚護摩供が行われています。一万枚ってすごい枚数ですから、翌日の朝まで夜通しで行うのです。去年このイベントを知りました。開催日の数日前でしたね。入場無料で誰でもいつでも参加できるということもあり、ちょうど昼過ぎまでに仕事を終わらせる目途もついたので、第11回平和の鐘の集いに参加することを決めました。

当時は、金銭的に余裕がなくて、しかも行き先は、広島。飛行機、新幹線の運賃を調べたら、やっぱり辞めようかなと躊躇しました。

今更、ヒッチハイクでなんて時間はありませんから、確実に行ける方法は、電車。

そこで、人生初の青春18切符を購入しました。これなら、広島に行ける。ただ、東京から夜行も出ているのですが、すでに満席。出発はイベントの前日でした。夕方位から移動し始めて、結局愛知県の岡崎駅で終電。もちろん、宿無しです。

始発に乗り込み、無事に到着してこのイベントに参加してきました。

今年もイベントに参加する予定でした

昨年に引き続き、今年も参加する予定でした。すでに、青春18切符も購入して準備は完璧です。

しかし、8月5日に手作り婚約指輪の制作の予約を頂きました。どっちも自分にとっては大切なのですが、2択となれば本業を迷わず選択します。その理由は、自分にしかできないことだからです。

世界の平和の最小値は個の平和

どうしたら、平和になるのか。平和とはなにか。

自分にとっては、平和とは日々幸せを感じて生きることだと思う。個のレベルで平和になれば、その周りにいる家族は平和になる。家族が働く職場が平和になる。社会が平和になれば、国が平和になる。国と国が平和で繋がれれば、世界の平和になる。

しかし、現実にはそれぞれのレベルで多くの弊害が存在する。どこから、改善ではなくて、自分がどこで活動するか、できるのか。そのように考えた時に、自分は最小値である個のレベルの平和を繋げることでした。そのつなげるものが見える形になったのが、指輪なのです。

同じ想いをもつ仲間たち

仲間たちとの出逢いがあったからこそ、今の自分がある。

・ 裏方で支えてくれる職人のたむ兄

・ 弟子のジュエリー職人ガッキー

自分が想い描く手作り指輪を支えてくれる大切な仲間たちです。


これからは人で選ばれる

ブライダルジュエリーをメインに活動しているということは、これからプロポーズする男性、これから結婚するカップルが対象になります。一人が身につける婚約指輪も結婚指輪も、左手の薬指に1本だけです。

全国の年間婚姻組数は約64万組。全国ですから、各都道府県になれば、当たり前ですが少なくなります。そう考えると熾烈な争いですね。でも、自分の存在を示す唯一の場所はピンポイントでここなのですから、選ばれるということは光栄なことなのです。それだけは間違いない事実。だからこそ、1組1組と真剣に向き合わなければ、選んでくださった方に申し訳ないし、選んで良かったと満足していただけるだけの技術を備えていなければならない。

だからこそ、指輪に関わる全員が同じ想いで作り上げるというチーム作りは、自分の中では理想だった。その理想のチームが現実になった。これから、このチームで、さらに手作り指輪で感動と喜びを増やし、個の平和を繋げる役割を担うことを誓います。