ダイヤモンドの蛍光性とは

ダイヤモンドのついた婚約指輪を手作りされる方にご提案するものは、中央宝石研究所が発行する鑑定書付ダイヤモンドです。この鑑定書には4Cと呼ばれるもの。それ以外に蛍光性があります。あまり、日本では重要視されていない項目です。この蛍光性について綴りたいと思います。

品質とは関係ない蛍光性

ダイヤモンドの蛍光性は、5段階に分けれています。

  • None(無し)
  • Faint(弱い)
  • Medium(中)
  • Strong(鮮やか)
  • Very Strong(かなり鮮やか)

ランクがあるように考えられがちですが、蛍光性と品質は全く関係はありません。ダイヤモンドの蛍光性は、天然の証でもあり、ブルーの蛍光はダイヤモンドの黄味を飛ばし透明色に見せる効果も認められています。また4Cに蛍光性が影響を与えることは殆どないと言われています。ただ、中には蛍光性が強すぎるため、ダイヤモンドの鑑定時にカラーグレードやクラリティグレードに影響があると判断された場合には、相応のグレードまで落とされることはあります。つまり、鑑定後であれば、織り込み済みということなのです。

蛍光性は国によって評価が分かれている

日本やアメリカでは蛍光性が余り問題視されない傾向があるのに対し、ヨーロッパの一部の地域においては、強い蛍光性は好まれない傾向があります。そのため、ダイヤモンドの品質とは関係無く、ダイヤモンドの取引や輸入をしている国々での需要と供給において、蛍光性の強弱が価格に影響を及ぼす要因になっていると言われています。そのため、日本国内ではMediumまでの蛍光性に関しては、同グレードで相場価格に違いはありませんが、Strongからはダイヤモンドの価格、つまり評価が下がります。ただ、国によって判断が左右される蛍光性が、4Cに追加されて一般的になると、世界中で取引されるダイヤモンドの市場価格が著しく変わるだけでなく、輸入さえされなくなる可能性が出てくることくらい大きなことなのです。現在まで、ダイヤモンドの蛍光性に関しては、各自の好みの問題であり、天然の証であるという認識のもと、各々微妙に色調が違うことから、世界でたった一つのものとして、流通しております。

蛍光性は天然ダイヤモンドの証である

最後に、そもそも蛍光とは、どのように起こるのでしょうか。

蛍光とは、光のエネルギーとダイヤモンド中の原子との相互作用の結果生じるものです。ダイヤモンドの蛍光性は、標準的な長波紫外線灯を使用することで、容易に確認することができるそうです。鑑定機関が使用するダイヤモンドライトには、一般的にこの装置が内蔵されています。また、蛍光性が比較的強いものでは、太陽光線下で確認できるものもあります。

最新技術が投入された無色合成ダイヤモンド(キュービック)は、本当に精巧に作られているために、一見だけでは判断が難しいこともあります。しかし、無色合成ダイヤモンドは、蛍光性は持っていません。これは裏返せば、蛍光性の強いものは天然のダイヤモンドであることを証明します。

GIA(米国宝石学会)の見解では、将来的に蛍光性が天然ダイヤモンドを証明する明確な指標になる可能性を示しているそうです。

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