セットリングについて

セットリングとは、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けできるデザインを言います。もともと、婚約指輪は結婚指輪の前に身につけるものだったり、結婚指輪は普段するもので、特別な日に婚約指輪を身につけるものと別々に考えられていた時期がありあした。そこで海外では一般的であった婚約指輪と結婚指輪を重ねて身に付ける習慣があり、その習慣を日本でも伝え広めようと紹介されてきたことが挙げられます。

セットリングのメリット

ひとつは、デザインのラインナップが増えたということです。つまり、これまでは、別々に選んでいた婚約指輪と結婚指輪を一緒に選べるようになったのです。選びやすさと充実したデザインは、選ぶ人にとってはメリットです。一般的には婚約指輪は華やかなデザインを選び、結婚指輪はシンプルなデザインで重ね付けすることが多いです。

もうひとつのメリットは、セット購入(まとめ買い)割引をアピールする店も多く金額面でお得に手に入れることができます。デメリットは…現在のところはとくに問題はないかと思います。金額面で選択するのはおすすめはしませんが(笑)

重ね付けする上で気をつけること

基本的な考えとしては、重ねづけをする際に婚約指輪と結婚指輪の間に隙間が無い、もしくは少ないと綺麗に見えます。デザインのラインであるU字、S字、V字、逆S字などはカーブを合わせた方が隙間がなく、合わせ方によっても隙間の出方が変わってきます。隙間がない・なしは本人の好みです。もしも、隙間がある気になると言う方は、セットリングがいいのかもしれません。セットリングとはすでにデザインがセットすることが目的になっているので、当然、身につけた際には綺麗に見えますから、どのような婚約指輪と結婚指輪を購入して合わせればいいか分からない、という方のためのものです。

隙間があっても重ね付けはできます

U字、S字、V字、逆S字、同じラインでの重ね付けは隙間が開きにくいです。ただ、別々に購入された場合には婚約指輪のデザインをみて結婚指輪のデザインを考えます。でも、結婚指輪のデザインは、お互いが身につけることなので、ふたりにとって満足できるデザインとなります。その後に重ね付けとなるのです。それでは、同じラインにはならないということになります。しかし、隙間があっても付けられないということではないのです。U字、S字、V字、逆S字とストレートラインの異なるラインの組み合わせでもいいのです。さらに、幅が異なるとかでもアレンジはいくらでもできます。つまり、身につける人が満足できるものならば、とくにセットリングにこだわらずに、好きな婚約指輪と結婚指輪を身につけていいのです。