東京浅草で移転検討中

2013年6月に独立開業して、もう間もなく2年を迎えます。リンプラにとっては、節目(転機)の年となりそうです。2015年早々大きな決断を迫られることとなりました。それは、今の場所を維持するのか、それとも新天地を探すのかという選択をしなくてはならないからです。まずは、今の心境を確認しながら、これまでの歩みを振り返ることにしました。今回は良いも悪くもホンネで綴ります。ありのままの心境ですので最後までお読み頂ければ幸いです。

浅草5丁目という立地

今の店舗を決断した時は、そのときの流れと直観を信じました。よく話の中で「なぜ、浅草にしたのですか?」という質問。そもそも、自分自身もこれまで浅草には馴染みがありませんでした。数回、お正月に浅草寺に初詣するくらいです。そういう意味では流れに身を任せたのかもしれません。最初に出店先の候補地と検討していた場所は北千住駅周辺でした。ですから、足立区北千住で物件探しを開始しました。北千住駅は電車の乗り入れが多いので東京、神奈川、千葉、埼玉など関東エリアからのアクセスがしやすいのです。当時は、店を知る手段としてインターネットで検索された方を対象に考えていましたから、その利便性は魅力的でした。ただ、魅力的な場所に感じているのは、私だけではありません。大学数も増え、街並は整備され、駅周辺の家賃相場はかなり上がったと物件を探して知りました。さらに、自分の条件と見合う物件も少なく、休みの日は不動産を巡り、空き時間はネットで物件検索の日々でした。それでも見合う物件がない状態でした。探し始めて1ヶ月過ぎ、2ヶ月が経過する頃、心身ともに疲労感と悲壮感が折り交じり、独立開業の大変さを身をもって体感していました。内見も数件見て回りました。数件目の内見案内をしてくださった担当の方から、条件に見合う未公開物件がありますが、ご覧になりますか?と勧められました。「未公開!!」不動産会社だけで共有している物件でこれから一般募集する物件です。そんな物件があるとは!!その当時の自分にはその「未公開」という言葉がとても魅力的に感じました(笑)それが、今の店舗です。そのときは台東区上野あたりの物件を内見していました。そこで紹介して頂いた物件まで案内して頂きました。それが浅草だったのです。内見はスケルトンの状態で、15坪という面積は、とても広々とした空間でした。ただ、駅から離れていて、銀座線まで徒歩10分は条件から外れていました。契約してからですが、都営浅草線やつくばエキスプレスはもう少し離れた場所にあることを知りました(笑)

当時は手作りする空間を一番欲していた

いくつか店舗選びの条件を自分なりに決めていました。この店舗は駅徒歩10分以内という条件以外はすべてを満たしてくれていました。当時の自分はその時までの環境に対して、自分でこうしたい、ああしたいという理想の空間を満たす物件が一番魅力的だったと思います。それに、店舗選びにも時間が限られていました。限られていたというのは自分の事業計画で決めていた日です。不慣れで初めての物件選びに疲れもあったのかもしれません。担当の方から決断を迫られていました。自分が断れば一般募集が始まり、自分と同じように探している方の手に渡ることにもなります。この物件を決める前に訪れたのは時間もなく1回だけでした。現在の建物名である砂川ビルは、自分が以前一人暮らしした建物名が砂川アパートであることを思い出し、これも何かの縁なのかもしれないと(笑)、未公開物件。こうなると、良い面ばかりが増えてきます。それまで懸念していた条件を満たさない駅チカも、馬道通りの大きな道沿いにあり、駅から真っすぐ直進で説明がしやすいし、条件には見合わないがおそらく大丈夫だろう。と良い方向で考えて自分自身で納得していました。ただ、決断の1番の理由は、本当にこの店舗を内見したときに、自分の思い描く手作り空間ができると確信したからです。手作りされた方と一緒に創る店の方向性、夢、そのイメージが膨らみました♬

更新するのか、しないのか。それが頭に過ぎったのは年末でした。迷う理由は、駅から離れているということです。こればかりは、どうすることもできませんでした。HPに作った地図を載せたり、駅・バスの情報URLを添付しました。それから駅から店までの道のりを動画も作りました。それでも、まだ不十分な対応で手探りで始めた「浅草駅で出愛ましょう」。もしも、自分が店を選ぶ側なら…、これまでご来店して頂いた方の声は…。自分は毎日通ってどう感じるのか…。駅に近くなるとどんな効果が生まれるのか…。どんな店が良いのか…。移転はものすごくパワーを使いますので次は更新する店を選びたい…。これまでのいろんな想いが試行錯誤する中で見つけた答え。2015年を迎え決断したのは、「更新はしない」ということでした。

浅草から東京23区、まず浅草

浅草1丁目、2丁目、雷門、今戸1丁目、駒形、西浅草2丁目。言問通り、国際通り、浅草通り、隅田川で囲った四角エリアは、駅から徒歩10分以内の範囲です。まずは浅草から物件探しです。最初はやっぱりプロの聞くのが1番ということで不動産へ行きました。そして、自分でもネットで物件探し。そして、このエリアを歩いて空き物件を探し始めました。店舗選びの条件は、あらためて作りました。今度は、条件をすべてクリアした物件を探します。今回も、退去申請という期限があります。あまり時間はありません。1ヶ月が過ぎ、2ヶ月目となりますが経ちますがまだ物件は見つかっていません。その間に手作りに特化していて良いのか?このまま手作りを続けるべきなのか?なぜ浅草なのか?なにを伝えたいのか?どうなりたいのか?いくつもの疑問に何度も何度も自問自答を繰り返す日々でした。駅チカだけど、家賃が条件に合わない、空間が狭い、家賃が…、空間が…。自分にとっての理想の手作りできる店舗のスタイルとは?これまでの手作りされた方から頂いた意見を思い出しながら、この先のブライダルジュエリー、ジュエリー市場の先行きと、手作りの世界観を考えながら、自分がしたいことはなんなのかを考える時間だったのかもしれません。ここで、あらためて浅草という街を教えて頂き、いい点もあれば悪い点もあります。ただ、それで成り立つのが浅草という土地で、そこが魅力のひとつだと思いますので、できることなら浅草がいいです。「浅草で出愛ましょう」の道中ではそんな地元事情もお話しができると思います。

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