婚約指輪トレンド調査2014

結婚情報誌ゼクシィ「結婚トレンド調査2014」

婚約指輪について、昔から憧れていたという意見もありますが、婚約指輪にお金をかけるのはもったいないの見方もありますが、婚約の証としてつけていたいとの意見もあり、プロポーズには婚約指輪を贈りたいというニーズは現在も強いと考えます。できるだけブランドのものが欲しいとか、できるだけ高価なものが欲しいという意見はすごく少数の結果になっています。男性の意見としては、けじめとして婚約指輪を贈りたいという声もあります。

婚約指輪にかかった金額は、30~40万円未満が28%で最も高く、20~30万円未満が21%、40~ 50万円未満が13%、10~20万円未満が12%でした。平均金額は既製品では36万円、セミオーダーでは37万円、フルオーダーでは41万円でした。

 

婚約記念品として婚約指輪があった人に対して、婚約指輪の手配方法を尋ねたところ、「新たに購入した」人が94%で、リフォームは3.4%でした。 

自分で手作りしたという項目があった

全国の婚約指輪で最も選ばれているのが既製品(51%)でした。次いでセミオーダー(37%)が既成品に迫る勢いです。フルオーダー(13%)は全体の一割以上を占めています。そして、新しく自分で手作りしたという項目が加わっていました。これは少なからず手作りの存在感が浸透してきた証だと思います。とてもいい傾向だとは思いますが、結果はなんと1%未満でした。これから、増えると信じています。

婚約指輪を検討する際に利用した情報源は、「結婚情報誌」が45%で最も高く、「インターネット(パソコンで 閲覧)」が38%、「インターネット(携帯電話・携帯端末で閲覧)」が24%でした。リンプラでは東京から口コミで広げたいと考えていますが、11%とまだまだ低いです。 

婚約指輪を決定する際の重視点は、「デザイン」が83%で最も高く、次いで「価格」が44%、「ついている石の品質(研磨、透明度、重量、色など)」が41%でした。憧れであるブランド品やリングの素材は20%でした。 

婚約指輪を決定する際のデザインの重視点は、「付け心地が良いデザインであること」が35%で最も高く、次いで「シンプルなデザインであること」が32%、「普段使いできるデザインであること」が31%、「可愛いデザインであること」 が29%、「洗練されたデザインであること」が27%でした。 

婚約指輪選びは表面的な選択肢しかないということ

これからの婚約指輪を贈る理由は、お金を出す価値のあるものであり、男性のけじめの証だと思います。けじめとは、道徳や規範によって行動・態度に示す区別を意味します。デザインを重視するのであれば、なぜそのデザインが大切な人に相応しいのか理由や目的が明確になっているはずです。流行や人気で選ぶことは正しいとは言い切れません。また、付け心地には指に馴染むという点と気に入っていること、つまり愛着が湧いているということです。どんなに高価なものでも、想いを込めて、時間をかけて一生懸命作った婚約指輪には敵わないです。