3月の危機

今回はあえて「離婚」をテーマにしました。物事には裏表があります。陰と陽。つまり「結婚」と「離婚」です。だからこそ、離婚にも向き合う必要があるのです。記憶の片隅に情報として知って頂ければ幸いです。


まずは、離婚件数が最も多い月は、『3月』です。

主な理由としては、女性側の希望によるそうです。3月を選ぶのは、離婚によって女性側は苗字を旧姓に戻すことが多くなります。母親が子どもを引き取ることが多く、その場合に子どもの姓も変わることになります。子どもの生活の変化や影響をなるべく少なくしたいと思うのが母親たちの心情で、進学や進級のタイミングに合わせて離婚をすることになります。そうした理由で3月は離婚のハイシーズンとなります。

 

また、結婚して何年目の離婚が多いのか?

国家統計局の資料を見てみると、結婚して3~5年の新婚カップルの4割近くが離婚しています。ところが、結婚生活が10年続いた夫婦が離婚する確率は2割以下になり、結婚生活40年の熟年夫婦になると、離婚するのは100組にたった1組くらいとなるのです。


この3~5年目の夫婦に離婚が多くなる理由には、原始時代から受け継がれた遺伝子の影響との説があります。

原始時代の結婚は、子孫を残すことだけが求められていたため、子どもが生まれれば、夫婦は一緒に暮らす必要がなかったということです。母親にとって次の妊娠が可能になるのに必要だった歳月が4年ということで、夫婦が4年目を迎えると次の新しいパートナーを求めるという時代だったそうです。現代の私たちにもその原始時代の記憶が離婚を後押ししてくる、という説があるそうです。


これは、あるサイトのコラム記事を参考にして、ご紹介をしました。

ただ、願うことがあります。日本は現在3組に1組が離婚している状況です。その理由の多くは、『性格の不一致』です。もちろん、離婚をすべて否定することはできません。でも、やはり減少したらいいなと思います。

そのためにできることは、心の根底にある部分を明確にすることだと思います。誰もが持っているもの。それは純粋性です。純粋性には幸福感、平和、愛があります。わたしたちは愛を与えることも受け取ることもできる環境を作るべきです。環境を作るとは、大変な事では決してありません。とても、シンプルに誰もができることなのです。