結婚式調査2014

2013年4月~2014年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)をした、もしくは結婚予定があった『ゼクシィ』読者のうち、北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、東京・神奈川・千葉・埼玉、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、愛知・岐阜・三重、大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山、岡山・広島・山口・鳥取・島根、愛媛・香川・徳島・高知、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島ごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。調査期間は2014年4月22日~6月8日。既婚女性5,833名による結婚式トレンド調査をシェアします。

※回収されたサンプルのうち、対象期間内に挙式または披露宴・披露パーティをどちらも実施していないものは除いています。


「結婚式では、ゲストを大切にする意識は変わらない。ゲスト1人にかける費用は高水準で推移」

  • 招待客人数は72.2人。
  • 挙式、披露宴・披露パーティ総額は333.7万円。
  • 招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は5.5万円


「結婚式は参加者全員で幸せを【シェア】する傾向にある」


挙式形式は、カップルがゲストに誓う「人前式」が増加。さらに、披露宴では、ゲストの姿や名前が映る「挙式、披露宴の様子」「ゲストへのメッセージ」を流す演出や、ゲストからのサプライズ演出が増加。披露宴だけでなく、挙式でもゲスト全員が「参加者」として関わり、幸せを「シェア」する場面が増えている。

 

前年調査とのトレンド比較

  • 挙式、披露宴・披露パーティ総額は333.7万円。前年調査から6.7万円減少。
  • 披露宴・披露パーティの招待客人数は72.2人。前年調査から0.9人減少。
  • 招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は5.5万円で、高水準で推移。 

「挙式、披露宴・披露パーティ費用に対するカップルの自己負担額(※)は125.0万円」

  • ご祝儀総額は227.9万円。
  • カップルの自己負担額は125.0万円。
  • 挙式、披露宴・披露パーティの費用として親・親族から援助があった人は67.5%、援助総額は157.7万円。

 <挙式形式と挙式、披露宴での映像演出>

 

ゲストが参加する挙式スタイルや演出が増加。挙式から披露宴を通じてゲスト全員が「参加者」として関わり、幸せを「シェア」する場面が増えている

  • 実施した挙式形式において「人前式」が増加傾向にあり、ここ6年間で5.1ポイント増加(08年19.1%→14年24.2%)。
  • 実施した映像演出の内容において、映像にゲストの姿や名前が映る「挙式や披露宴の様子」(09年22.2%→14年39.6%)や「列席者の名前や感謝メッセージ」(09年47.0%→14年56.1%)、ゲスト主体で参加する「列席者からのサプライズ」(09年20.8%→14年35.8%)が増加傾向にある。

今の時代の背景が現れている結果となっています。これまで以上に結婚式ではゲストとの距離に隔たりなくお祝いができるような演出や、招待したゲスト同士も楽しめるような参加型となっています。幸せをシェアしたいという気持ちは自然な流れです。