結婚式では結婚指輪の交換は欠かせない儀式としてこれまで定着してきています。結婚指輪の円のカタチからつなぎ目のない「輪」が、2人の永遠の愛を象徴しているとも言われます。近年においては、結婚後に「身につけない」という選択をするカップルも増えているようです。「婚約指輪」は用意せずに、その分「いつも身につける結婚指輪にこだわるカップル。更に結婚指輪はいつもつけるべきか否か、まで考え方は波及しています。今のままではさらに結婚指輪を身につける人、さらに取得するカップルも減少するのではないかと危惧しております。
表面的なキレイな見せ方しかしない業界そのものにも問題がある。
なんのために結婚指輪があるのか。歴史から見れば理解できるはずです。形式的なものでしかないのであれば、それに価値を見出すのは誰もが疑問に思うのは当然の行為です。だからこそ、今の時代にあった結婚指輪の存在意義を提案する必要があり、その想いを実現する手段は自分で手作りすることにあると確信しております。
あなたはこのアンケート結果にどう感じますか?パートナーと話し合ってみてくださいね。
マイナビウーマンによる2014年9月実施された、22歳~39歳の社会人男性141名と22歳~34歳の働く女性299名のWebアンケート結果をシェアします。
【男性】
Q.結婚したら、いつも結婚指輪はつけるべきだと思いますか?
- 思う…39.0%
- 思わない…61.0%
【女性】
Q.結婚したら、いつも結婚指輪はつけるべきだと思いますか?
- 思う…45.5%
- 思わない…54.5%
「結婚指輪はつけるべき」派の男性の意見
■既婚者であると実感
- 義務だと思うから(27歳)
- 結婚したという自覚を常に持つため(27歳)
■契約済みの証
- 異性が寄ってこないように既婚者アピールは大事(32歳)
- 女性は浮気防止のためにつけてほしい(35歳)
■つけないと、もったいない
- ある意味、高い買い物だからつけないといけない」(32歳)
「結婚指輪はつけるべき」派の女性の意見
■気持ちの問題です!
- 2人の愛の証だから。やましいことがないのなら、つけるべき(27歳)
- もし自分の夫がつけてくれなかったら、嫌だと思うので(27歳)
- せっかくつけっぱなしにしても邪魔にならないものを選んだし、一緒にいないときもそれがあると幸せな気持ちになると思うから(29歳)
■夫の浮気防止に!
- まったくつけないのはわかるけど、たまにはずすのは逆におかしい(33歳)
- 結婚指輪がなければ、浮気ができるから(25歳)
- 結婚してるよってわからせるため。特に男の人はつけるべき。つけてないと独身気分で不倫を狙っているの?と思う(33歳)
「結婚指輪はつけなくてもよい」派の男性の意見
■いろいろな都合があるものです!
- 結婚指輪は好き嫌いがあるだろうし、つけているかどうかが問題ではないと思う(27歳)
- 妻が左手薬指を突き指して、うっ血した。はめてなければもっと軽くすんだらしいから(38歳)
■大事に扱われれば問題なし
- 水仕事の際などはむしろはずしたほうがよいはず。仮に保管オンリーになっても、大事に扱われていればいいと思う(34歳)
- 結婚指輪は記念のものだから大事にしまっておきたい。オフィスワークはともかく、現場では結婚指輪と物がこすれて傷をつけてしまう可能性がある(33歳)
■正直な本音
- しょせん、物なので(31歳)
- 指に装飾品をつける習慣がないので(28歳)
「結婚指輪はつけなくてもよい」派の女性の意見
■時と場合によって、臨機応変に
- なくしそうなときや壊してしまいそうなときもあるので、臨機応変にすればいいと思う(31歳)
- たとえば調理師とか、仕事によっては結婚指輪をつけられないこともあるから(27歳)
■デートのときだけつける
- 結婚したので、『いつも結婚指輪をつけることにしよう』と当初は言っていたが、2人とも常時結婚指輪をつけることに慣れておらず、寝るときに気になってすぐにはずしてしまうので、とうとうつけなくなった。今は2人でデートするときにしかつけていない(27歳)
結婚生活において、お互いが愛し合える気持ちがあるかどうかだと思います。愛があるのならカタチがなくてもそれもまた意見として正しいと思います。ただ、見えるからこその安心感を与えることも忘れてはならないと思います。言葉で普段から伝えられないのであれば、カタチとして伝えることもできます。
結婚をした証だけの存在ではなく、純粋に結婚指輪が好きか嫌いかで良いと思います。
その好きの基準が、自分の心が満たされたものであり、持っていることで至福意識に繋がるものであって欲しいと思います。お互いが自分の結婚指輪を大事にする。相手がどうこうではないと思います。
結局は、自分がどうしたいかということで結婚指輪を選ばなければ、お互いの願いは成就することはありません。