リングプランナーの飯田です。
HP内の文章を昨日修正しました。本当はこれまで綴ったブログの投稿内容も見直したいくらいですが、時間が足りません。
何を修正したかというと、大きく捉えてお話しすると、これまでの大切な指輪選びの概念を変えるという表現です。
自分の中では、これまで業界が作り上げてきた世の中に浸透した固定概念を変えるということを強く表現したかったし、今でもその想いはあります。
ただ、これは自分から自分を追い込むことになると気づきました。
覚悟がない。本気じゃない。ということではありません。
これまでの固定概念を完全否定するというのが、わたしにとって誤りであり、世の中に対して良くない発信だと気づいたのです。
例えば、ジュエリーには2つの作り方があります。
「鍛造」と「鋳造」です。
これはどちらにもメリットとデメリットがあります。
じゃ、この2つはどっちが良いの?どっちが悪いの?
この場合には、どっちも良いが正しい答えだということです。
婚約指輪はダイヤモンドを絶対贈らないといけないか?
誕生石は悪い?
宝石がないと婚約指輪とは言わない?
ダイヤモンドは4C基準?
最高級の品質じゃなければ満足しない?
そんなことは、誰かが決めた勝手な基準なんです。
既製品にもメリットとデメリットがあります。
ブランドも、セミオーダーも、フルオーダーも同じ。
つまり、手作り指輪も同じなんです。
極論、なにを選んでも同じなんです。
本当に大切な指輪選びの選択はそこではないということなのです。
あなたが正しい選択をするために必要なのは
自分が好きだということです。
自分が大切だと思うことです。
いわゆる自己愛とかセルフラブの領域です。
その自己愛を持つことで、本当に自分に必要な指輪選びができます。
大事なことは、それをつけるとどうなるのか。
それをもっているとどうなれるのか。
これが婚約指輪や結婚指輪の質ということです。