リングプランナーの飯田です。
今回は今の結婚の意識について、長文になるので最後まで読んでいただけると幸いです。では、本題へ。
厚生労働省が公開している『少子化に関する意識調査研究:結婚の状況と結婚意識』をご存じだろうか。
結婚していない男女の『結婚していない理由』がある。
1位は適当な相手に巡り合わないから
2位は経済力がないから
それ以降の理由も経済力(金銭的余裕)に関するものが上げられている。
意識調査からは若年の未婚者の9割は『将来結婚したい』
という意向がある。
ただ、配偶者として適当な相手
または、家庭を維持する経済力
の問題が少なくないという事である。
これまで結婚率の低下や未婚率の上昇の原因とされていた
性別役割分担(男は仕事・女は家事)を希望する男性の女性に対する理解のなさだけではないだろう。
結婚・出産後にも同じ業界や分野で仕事・研究を続けたい女性や男女同権のを家庭を望む女性を除いては、『男性側の性別役割分担の希望』は女性に結婚を思いとどまらせる決定的な理由になっているとはいえない。
男女共10%くらいの人が、自分の仕事や職業に理解を持ち協力して欲しいと、結婚後も今まで通りの仕事を続けることを重視する傾向もある。
その一方で、家事育児に専念する専業主婦になりたいという女性もいる。
専業主婦を希望する女性が、配偶者となる男性に求める条件は
安定した経済力
医師・弁護士などの専門職、大企業勤務のサラリーマン、安定した給与のある公務員やサラリーマンなどを除いて家族を夫一人で扶養できる人の数が減っている。
その上、医師や弁護士、エリートに分類されるサラリーマンなどが専業主婦である配偶者を希望する割合、実際に専業主婦と結婚する比率はそれほど高くなく、ここに結婚率の低下の要因となるミスマッチが働いていることになる。
男女の『結婚相手に希望する条件』上位2つは男女共に
- 『性格・パーソナリティ』
- 『価値観・相性』
男性の第三位は『容姿・容貌』
女性の第三位『相手の収入・経済力』
このことをシンプルに考えると
男性は女性に求めることは
『優しい・可愛い・素直である・嘘をつかない・よく気がつく・子ども好き』
などであり、基本的に生活面・精神面・仕事面でサポートして力づけてくれるような『母性的・保護的・支持的な特徴』を持った女性を理想像とする傾向が強い。
女性は男性に求めることは
『優しい・頼りになる・信頼できる・自分に自信がある・意志が強い』
などであり、基本的に家族を生活面・経済面・危険や危機から守ってくれるような『父性的・積極的・社会適応的な特徴』を持った男性を理想像とする傾向がある。
男性は女性に対して『自分より仕事のできる女性と結婚したい』ことは少ない。女性は『自分より仕事のできる男性と結婚したい』と考えている。
モテる男は仕事ができる。これは事実。
ただ、経済力や地位・名声があっても結婚のパートナーとして選ばれることはないのも事実です。
心理学の『バランス理論』はご存じですか?
一般的に、人間は、自分の自尊心の保持や告白の成功可能性に配慮しながら結婚のパートナーを選ぶことが多い。その結果、二人の関係の継続可能性、価値観や趣味教養の近似性、相手が自分を受け容れてくれるか否かなどを無意識的に考えることになり、自分とバランスの取れた最適なパートナーを選ぶというものです。
男性は、自分が守りたくなる性格や容姿が可愛い女性・自分を精神面や生活面でサポートしてくれる女性に魅力を感じやすい傾向がある。
女性は、自分や家族を守ってくれるような責任感と社会経済的能力のある男性・誠実で信頼できて包容力のある男性に魅力を感じやすい傾向がある。
結婚に関する各種の意識調査から見る限り、従順さや素直さといった性格特性を持つ可愛い女性を魅力的であると思う男性は多いし、自分や家族を守ることが出来る社会的に有能な男性を魅力的であると思う女性は多いということが出来る。
晩婚化・未婚化の要因として男女の性的魅力の非対称性を考えるなら
『男性・女性としての性的魅力』
『配偶者としての社会経済的能力』
『共同生活者としての興味関心の範囲や教養水準』
などが一致しないと結婚は決断できないという事になる。
意識しているか、意識していないかわかりませんが
結婚するということは決断することです。
誰もが結婚で不幸になりたい人はいません。
だからこそ、結婚指輪を選ぶこともしっかりと考えて欲しいです。
本当にふたりで身につけたい満たされる結婚指輪
先々までふたりで幸せに感じられる結婚指輪
この世の中にはそうそうないと思います。
一生の大切なものだからこそ、一生の想い出作りをしてください。
感謝!!
