浅草名所七福神巡り

東京浅草名所七福神は9社寺あります。「九の数のきわみ、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩であり、あつまる意味をもち、また、天地の至数、易では陽を表す」という古事に由来したことによります。浅草名所七福神ホームページ


浅草名所七福神巡り

  • 大黒天 浅草寺 東京都台東区浅草2-3-1

浅草と言えば、やはり浅草寺です。観音寺院の代表であり、日本のみならず連日外国人が訪れています。有徳、財宝、五穀豊穣の神様、大黒天が祀られています。


  • 寿老人 石浜神社 東京都荒川区南千住3-28-58

江戸時代八代将軍吉宗の頃、世も泰平が続き庶民も安泰を享受するようになり、江戸八百八町にはそれぞれ名所が開発され、観光と神仏詣を兼ねた行楽が盛んになりました。

 江戸時代末期になると、各地で商売繁盛、無病息災等各種大願成就の福徳福運を求めて七福神詣が興隆を極めるようになりました。特に正月松の内(元旦~七日)に七福神を巡拝して一年の福徳を願うのが、今日の七福神詣の原型となったといわれております。

石浜神社公式ホームページ


  • 弁財天 吉原神社 東京都台東区千束3-20-2

吉原神社は、新吉原遊郭の四隅に祀られていた四稲荷社と、地主神である玄徳稲荷社を合祀して明治5年に創建、昭和10年吉原弁財天を合祀しました。

遊郭の総鎮守として崇敬されてきた吉原神社には、七福神の中で唯一の女神で、音楽、弁舌才智、芸術の神様である弁財天が祀られています。


  • 布袋尊 橋場不動尊 東京都台東区橋場2-14-19

天平宝字4(760)年、寂昇上人によって開創されたといわれる橋場不動尊には、忍耐と和合を教えてくれる布袋尊が祀られています。

明治末年の大化、関東大震災、そして昭和20年3月の東京大空襲の際にも、不動院を中心とした橋場の一角だけは災禍をまぬがれたことから、霊験あらたかな橋場不動尊として現在でも広く庶民に尊信されています。


  • 寿老人 鷲神社 東京都台東区千束3-18-7

「おとりさま」と言えば「鷲神社」。酉の市の日には、ものすごい人手で盛り上がるそうです。こちらに奉られているのは「寿老人」。開運、延寿、福徳、叡智の福神として尊ばれ、特に長命、学業成就を願って多くの方がお参りされています。ここに奉られているご祭神は「天日鷲命(あめのひわしのみこと)」。開運・開拓の福神さまです。もう一柱は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」東征の帰途、この社の松に熊手をかけて勝ち戦のお礼参りをされた日が、ちょうど11月の「酉の日」であったことから、その日にお祭りをするようになりました。これが、「酉の市」の起源らしいです。


  • 毘沙門天 待乳山聖天 東京都台東区浅草7-4-1

大聖歓喜天(十一面観音菩薩)を本尊とする待乳山聖天には財産と勇気をさずける毘沙門天が祀られています。

待乳山聖天ホームページ


  • 福禄寿 今戸神社 東京都台東区今戸1-5-22

招き猫、パワースポットとしても有名な神社です。

今戸神社ホームページ


  • 福禄寿 矢先稲荷神社 東京都台東区松が谷2-14-1

徳川家光が寛永19年(1642)に創建した三十三間堂の守護神として祀られた稲荷大明神を起源とします。三十三間堂は、元禄11年(1698)の大火後に深川へ移転しましたが、稲荷大明神は当地に残り、三十三間堂(弓矢の練成道場)の由来から、矢先稲荷神社と称したといいます。長寿や家内安全をもたらす福禄寿が祀られています。