結婚して7年の記念日を「銅婚式」と呼びます。
結婚7周年の銅婚式の意味は、家族や財産など、家庭を取り巻くものがどっしりと安定する時期になり、子供も生まれ、家族という言葉に重みを感じるようになるのが7年目だと言われています。
それを胴に例えて、その安定を喜びます。
これまで共に力を合わせて家庭を築いてきた相手に感謝する年となっています。
毎年、結婚記念日は日頃の感謝を伝える機会になります。
緋銅と銅婚式は、密接な関係にあり、どちらももっと世の中に広まるよう活動しております。
緋銅は、手作りジュエリー職人A.C.T.Y plainsの監修のもと、手作り指輪専門店RINPLAとのコラボレーションをした第一弾として、日本伝統技術である緋銅のプレートを使った「世界にひとつだけのネームプレートを作ろう」という企画から誕生しました。
様々な形のプレートを作り上げていく中、プレートをアクセサリーとして作るようになり、ネットなどで紹介を始めました。
最初にお問い合わせを頂いた内容が、「銅婚式の記念品」を探していて、緋銅の作品を贈りたいとのことでした。
銅は時間が経つと酸化による変色が起こります。
しかし、緋銅の緋色は酸化被膜なので、すでに変色した状態であり時間が経っても色褪せることはすぐにはありません。
このオーダーメイドのご依頼から本格的な緋銅の作品作りが始まりました。
この経験が、作品作りの原点となっています。
今ある緋銅の作品には、ひとつひとつにテーマがあります。
テーマも含めてデザインも考えて作品は、制作しております。
その作品を選んでいただけることは、とても嬉しく感じております。
また、自分たちのテーマを作品にするオーダーメイドも対応しています。
依頼した動機や理由やデザインのこだわり、どんな想いでこの作品を贈るのかなど、できる限りメールなどでやり取りします。
その際、緋銅の作品として満足できる品質も考慮しながら提案します。
オーダーの醍醐味は、想いやデザインを追求したオリジナルの逸品を手に入れることができることです。
結婚7年目の銅婚式には、緋銅の作品でお祝いして頂ければとても嬉しく思います。
結婚記念日に贈るプレゼントの条件
①緋銅を使っていること
②ピアスであること(ピアスの金属部分は細い金色、もしくは銀色の金属であること)
③形は大ぶりのティアドロップもしくは花びらのような形をしていること。
記念日の2週間前で、オーダーメイドは難しいと思うので、作品を実際に確かめてみたいということで、工房にお越し頂き、打ち合わせをしました。
実際に、作品をご覧頂きながら、イメージに近いながら、若干違う作品を気に入っていただきましたが、本人も自分も「あの時妥協した」という感情が残りそうでしたので、「最初からオーダーメイドで依頼して頂くのではなく、イメージ通りの作品だったら購入を考えてください」と条件付けで、制作のご提案をしました。自分でも花びらの作品は、これまで試みたことがなかったので、できますとは言い切れず、まずは制作してみますとお伝えして、納得して頂きました。
打ち合わせの際に、銅板を選んでいただき、制作では、実際にバラの花びらを用意して、できる限り再現できるように確認しながら作業を行いました。
ピアス金具については、2つのデザイン候補があり、完成した花びらにセッティングした写真をFacebook、Instagram、LINEなどで投稿しました。
たくさんのコメントを頂き、大変参考になりました。
みなさま、本当にありがとうございました!
完成した作品を見て、イメージ通りですと、依頼人の方から喜びの声を頂けました。後は、結婚7周年記念日にプレゼントをされて、奥様が喜んでくださること、素敵な結婚紀念日になることを心から願うばかりです。
後日、お礼のメールをいただきましたので、(一部)ご紹介します。
「当日サプライズでピアスをプレゼントしたところ、 大変喜んでくれました。花びらのサイズ感もショートカットの家内に丁度いいサイズで、揺れる感じも本物の花びらのようで、実際につけた方がより素敵に感じました。この度はどうもありがとうございました。 おかげ様でいい記念日になりました。」
また、緋銅のピアスを身につけている奥さまの写真を撮影してくださり、添付してくださりました。
緋銅の作品作りでは、身につけた時に見栄えが良くなるよう心がけておりますが、実際の着用されいる姿をみると嬉しくなります。
大切な結婚記念日に、お役に立つことが出来たことは、作家冥利に尽きます。
オーダーメイドの醍醐味は、依頼人のことを想いながら制作ができることです。
バラの花びらの作品の誕生によって、これまでの緋銅ランクの基準を考えるきっかけとなりました。
今回の基準変更によって、これまで出展しているほとんどの作品の緋銅ランクが下がります。また、出展を取消す作品もありました。
一見すると、マイナスな行動に見えますが、作家としての自覚が以前よりも強くなったとともに、これからも魅力的な緋銅の作品を出展していきます。
○○○へ
結婚7周年の結婚記念に贈ります。これからもずっと仲良く、一緒に歩いていこうね。 いつも好き勝手させてくれる私と どっしりと構えているあなたがいるので、とても調和がとれていると感じています。いつも元気で明るいパパに、感謝しています。次はゴム婚式に向けて、お互い元気で仲良くやっていきましょう!!
○○○より ○○へ
子供優先で我慢の毎日が続いていますが、 あなたの支えがあり、待望の宝物に授かりました。これからも夫婦で力 を合わせ頑張っていきましょう!
あなたがそばにいるから私は普通の日々を大事に生きていけます。 お互いに忍耐・我慢ができなくて、ケンカする時もあるけれど、どんなに小粒でも愛を持ち続けながら、助け合って生きていこうね!
◯◯、7年間ありがとう。
振り返ってみると本当にいろんなことがありましたね。でも、いろいろありましたが、どれもいい思い出です。結婚、出産、子育てと生活も変わり、大変な時期を乗り越えて今があることに感謝してます。 これからも◯◯と、子供たちと私と、みんなで手を取り合って幸せに暮らしていけたら素敵だなって思います。これからもよろしくね。
T様
「無事配達を受け取ることができました。写真で見るのと違って、なんともいえない光沢があって、角度によって表情を変える閼伽がとても素敵です。デザインも二枚の葉がしっかりと寄り添っていて、貫禄も優しげな感じの貫禄のような気がします。タックピンとしてもしっかりと裏張りされていて、頑丈で使い心地がよさそうです。」(2015年10月)
コタロウ様
「7周年は銅婚式ということで、今までで1番悩みました!グラスなどはあるので、アクセサリーを探していましたが、銅のアクセサリーが無くて、ネットでも探していたところ、こちらの緋銅のイヤリングを見つけて一目惚れしました!子供もまだ小さく、イヤリングがいいな!と思っていたので決めました!手書きのメッセージも添えられており、とても感激しました!妻も大切にしてくれてるので、こちらで購入して本当によかったです!」(2018年3月)
T様
「写真以上に色合いが素晴らしく、品がありました。他にはあまり見たことのない感じで大変満足しています。購入前のメールでの対応も丁寧で、作家さんの人柄も作品に出ているのではないかと思います。」(2018年5月)
M様
「結婚7年のタイミングで、知る事ができ、そして最高の仕上がりの物を作成していただけた事。全てが縁あっての事だと思います。改めて感謝申し上げます。」(2018年12月)
M様
「本日記念日に無事旦那にプレゼントすることができました。『こんな綺麗な銅があるんだなー。早速使おうかな』と喜んでもらえ、素敵な7周年になりました。色々なご配慮にも感謝いたします。この度は本当にありがとうございました。またご縁がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。」(2020年11月)
番組放送内で「結婚7年目 銅婚式」についてもご紹介して頂きました。