ふたりのコンセプト


結婚指輪を手作りする過程では、ふたりのコンセプトを作るところから始まります。「結婚指輪にコンセプトが必要なの?」って思うかもしれませんよね。例えば、自分の結婚指輪の魅力を、素敵な言葉をいくら羅列してもなかなか人には共感してもらえません。その理由は、比較をして手に入れたものだからです。

 

つまり、どこのブランドか、デザインは好みか、価格は高いか安いか、など、購入の時に選んだ時のように自分と比較して、自分の満足感や嫉妬心はどこかしらに心に抱いているものです。それに対して、コンセプトは本質そのものを言います。つまり、絶対的な存在なので他と比較することができないものがコンセプトなのです。「世界にたった一つ」、「唯一無二」など、手作りの場合にはわかりやすい表現が使われています。

コンセプトキーワードを作る

ふたりのコンセプトを作るコツは、「ふたりの大切にしているもの」をキーワードにします。まず、キーワードをたくさん出し合います。次に、本当に二人が大切にしているものを絞っていきます。キーワードを指輪のデザインの柱にすることで、自分たちにとって魅力のあるカタチが見えてきます。絞っていくキーワードの選定のポイントは、消去法というよりも、優先順位決めのようなものです。

 

「お互いが大切にしているキーワード」を確認し合うことで、より魅力的なコンセプトが創り上がります。自分の結婚指輪を言葉だけで説明するとしたら…「私たちの結婚指輪を一言でいうなら、○○だ」とコンセプトがあるだけで、周りの人達は素直に共感してくれるはずです。

 

コンセプトがあると、自分たちが身につける意味を理解できるし、相手の心にも届きやすいのです。自分たちで結婚指輪を手作りをするなら、ふたりで「創造」することを楽しみながら、ふたりが本当に欲しいと思えるものを、お互いに話し合う時間を作って欲しいと思います。それもよい思い出になります。

キーフレーズの集約がキーワード

最初から、コンセプトを作ることは至難の業ですが、キーワードを無理やり作る必要はありません。まず最初に、「キーフレーズ」を集約することからスタートをします。キーフレーズ「自分が大切にしていること」自分軸でいくらでも多く出しても問題ありません。どんな些細な項目でもいいので、とにかく挙げていきます。

 

次の工程で、キーフレーズの中から選んでいきます。同じような意味合いのキーフレーズはまとめたりして、重要度の低いものは削っていきます。ある程度、外せないキーフレーズに絞れたところで、ふたりのキーフレーズをふたりで確認します。ここでのポイントは2つです。「相手に共感できる」、「イメージが広がる」コンセプトのキーワードは、斬新な発想や言葉はいりません。普通の言葉というか、素の言葉、自分らしい言葉でいいのです。そこにお互いが好きになる部分やその人の魅力が含まれています。

ふたりの間のレンズの焦点

コンセプトキーワードをよりわかりやすく説明すると「ふたりの間のレンズの焦点」と言えます。レンズの度数や焦点をふたりがコンセプトキーワードで共有するということです。たとえば、ひとつの出来事に対して、どう捉えるかは個人の価値観になります。「過去」、「現在」、「未来」レンズが最初から同じものなら、同じように見えるので、価値観の不一致が起こりにくいです。ですから、他で使われている言葉や流行の言葉を引用することは避けるべきです。

 

自分たちのレンズがないということは、誰か他の人のレンズが使っているということになるのです。「お互いがそうだよね」という気づきを再確認することが手作りでは大事です。結婚指輪を手作りする意味は、ふたりで「創造」すること。その時間を楽しみながら、お互いのレンズをしっかりと確認しあうことが、将来役に立つ時がくるのです。

コンセプトマリッジリング

他人軸から自分軸にシフト

ここまでで、ふたりのキーフレーズはたくさん出てきたでしょうか?ここでの数が多い少ないは気にしないでください。まず、キーフレーズがある事を知ることが大切です。最初は、雑念が出てくると思います。その過程で自分と向き合いながら、本当の想いに気づくのです。

 

キーフレーズを並べているうちに他人軸の「世間の常識」が多い事に気がつくでしょう。「自分はどう感じるのか?」これによって、自分軸を見つけることできるでしょう。

コンセプトは人の数だけ無限大にある

コンセプトキーワードを考える具体的な手法は、自由な発想で構いません。ここでコンセプトキーワード発想法をいくつか紹介します。

  1. 恋愛期間の棚卸し
  2. 自分たちが楽しいと思える価値観で語る
  3. 自分と向き合う
  4. 結婚指輪を手作りされた方の話を聞く
  5. 感性(五感)で語る
  6. これまでふたりの間に起きたミラクルを考える
  7. 自分の信念、生き方を語る

発想法はほかにもありますので、お悩みの際には、ご相談ください。

ふたりの一生の思い出に東京で結婚指輪を手作りする

今回のコンセプトキーワードのまとめ

  • 他人のコンセプトキーワードではなく、自分たちのコンセプトキーワードを考えること。
  • キャッチコピーではなく、コンセプトで「私たちの結婚指輪を一言でいうなら、○○だ。」
  •  「お互いがそうだよね」という気づきを再確認することが手作りでは大事。
  •  「相手の心に共感できること」「イメージが広がること」の2つです。2つの条件は、いわゆる「現在」と、「未来」を表す。
  • コンセプトのキーワードは、斬新な発想や言葉はいりません。自分らしい言葉でいいのです。

コンセプトキーワードを考える力を身に付ける必要はありません。自分の中にあるものです。それを見つけるテクニックをお教えします。自分たちでコンセプトをいちから考える手作り結婚指輪は、正直そんなには存在しないと断言します。さらに、自分たちにコンセプトキーワードを作るというきっかけを提案する手作り指輪も実際はそう多くはありません。リンプラでは、コンセプトキーワードを作ることが、手作り指輪ではとても大事な作業だと思っています。

 

本来は、輝かしい奇麗なイメージの結婚指輪です。「純粋」、「純白」、「永遠」、「想い」、「不変」、「至福」これらのキーワードは、手作り指輪の新しい世界観を創造していくためには、とても大事なことなのです。本質の部分を満たすのが自分たちで手作りする結婚指輪の本来の姿だと考えます。

人と人を繋ぐ結婚指輪

それを伝えたいとずっと、ずっと考えていたし、きっと、きっとこの考え方に共感してくれる方がいる。そう信じたい。それを広めたい。シンプルで地味で当たり前のことを当たり前に伝える。この活動を地道に歩んでいきたい。あとあと、切り開いた道に素晴らしい結果があると信じて。

 

最後にアドバイスですが、テレビ番組やCM、Webサイトから映画、ラジオでも何でも構いませんが、人が作ったものには、必ずコンセプトがあります。そこを考えることは自分の為にもなります。その中で、自分らしいコンセプトキーワードが見えてくると思います。ただ、考えすぎて映画やドラマをあたかも自分のものという思い込みだけには気をつけてくださいね。

コンセプトマリッジリング
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