トルコ石


13世紀までは美しい石を意味する”カレース”という名で呼ばれていました。


その後、エジプトからトルコを経由してヨーロッパへ運ばれたために、フランス語で「ピエル・ターコイズ(トルコの石)」と呼ばれたことが由来となっています。

12月誕生石トルコ石

成功・繁栄・健康

天然トルコ石の最高の品質は純粋な「スカイブルー」や「ロビンズエッグブルー」です。グリーンを帯びると美しさは減少し、価値も低くなります。

 

無地のものと、バランスよくメイトリックス(表面に黒いクモの巣のような模様)の入ったものは、同一ランクの評価ですが、美しさに欠けるメイトリックスのパターンは、マイナス評価となります。

メイトリックスは、褐鉄鉱や砂岩の中から産出されることに起因しています。

 

「ターコイズブルー」と呼ばれる程、トルコ石には、ブルー、薄い水色、濃い青、緑、黒や茶色の葉脈状の模様があり、様々な表情を持っています。これは含有される銅や鉄などによって色合いに違いが出るようです。

12月誕生石トルコ石

トルコ石の産地と特徴

トルコ石の最も重要な産地は、イランのネイシャプル鉱山で、高品質のものが多く産出されます。

 

20年以上前に研磨されたネイシャプル産は、天然のままのスカイブルーの美しさを今も保っていますが、トルコ石は変色します。

 

それは、数百年前の王冠、剣の鞘などにはめこまれた数十個のトルコ石の色が不揃いであるという例があります。

作ったときに色合わせをしているとすれば、色の違いは数百年の間のそれぞれの石の変色の差異だと考えることができます。

 

あるものは産出時の美しい色をとどめ、またあるものは変色し、グリーンになってしまいます。同条件下でさえ変化の有無があるということは不思議な現象です。

12月誕生石トルコ石

そのため、ネイシャプル鉱山のものを除いたほとんどのトルコ石は、アクリル樹脂やプラスチックなどの無色材を石全体に浸透させて、経年変化を防ぐ含浸 処理をしています。

 

これらはスタビライズドターコイズ(安定化したトルコ石)といわれ、何も処理していない天然のターコイズよりも耐久性があります。

12月誕生石トルコ石

シナイ半島産のトルコ石は、品質ではペルシャ産を凌ぐものもありますが、一般には白っぽく砕けやすい欠点があります。メキシコ産は色が澄んでいないという特徴があります。

 

アリゾナ産のトルコ石はペルシャ産に比べてもろく、蜘蛛の巣のようにメイトリックスの入ったものと入らないものが存在します。

アリゾナ産は、透明のアクリルを原石の状態で浸透させたのちにカットされます。このアクリルによる含浸処理を施さないと、アリゾナ産トルコ石は変色してしまうのです。

 

中国産トルコ石はそのほとんどにメイトリックスが入り、色の濃いめのものが多いのが特徴です。またペルシャ産に比べてもろく、アクリル含浸処理が必要とされます。グリーンのものが多く、色自体はあまり美しくないものが多いようです。

12月誕生石トルコ石

世界の残るトルコ石の歴史

紀元前約5000年メソポタミア(イラク)でトルコ石のビーズや、古代エジプトの支配者がトルコ石の宝飾品で身の廻りを飾っていたことが発見されています。

 

トルコ、エジプト、イラク(アラビア)、イラン(ペルシャ)などの中近東では、トルコ石は幸運をもたらす石として尊重されてきました。

3000年以上も前に中国の職人がトルコ石を彫刻していました。

 

また、チベットの国家的宝石として、健康、幸運、および悪からの保護を保証する石と長いこと考えられていました。

12月誕生石トルコ石

アメリカのニューメキシコ州では、古代メキシコ人たちは「空の色」と呼ばれ強い守護のパワーを持ち、邪気をそらして持ち主を厄災から守ってくれると賞賛し、黄金よりもトルコ石を重んじてきました。

 

アパッチは、弓とか銃器にトルコ石つけると狩猟者や戦士の正確さが増すと信じていました。

 

メキシコ王国崩壊後も、この地域の居住民であるプエブロやナバホインディアンらによって、この石は愛され続けてきました。

 

現在、アメリカでは、アリゾナ州で数多くのトルコ石が産出されています。

K18トルコ石リング

トルコ石は乾燥した気候で、銅が採れる地域から採掘されます。


結晶に含まれる銅により空色になります。また、鉄分が含まれると、緑色を帯びます。


地表付近にある銅の鉱床が雨や地下水に溶け出し、リンやアルミニウムを含む鉱物と化学反応を起こして生成する、二次鉱床の鉱物ですので、産地によって、少しずつ成分が違います。

Pt900トルコ石リング

トルコ石は、モース硬度5~6と比較的柔らかいので、彫刻に理想的です。ヨーロッパ、アジア、中東、南北アメリカの芸術家は、彫刻された宝飾品および芸術品の媒体としてトルコ石を選択します。

 

往々、フェティッシュと呼ばれる鳥や動物の彫刻のような、土着アメリカが重視するお守りに形作ります。トルコ石は、多孔質で固形の塊を形成する微細な結晶の凝集体です。

 

結晶が密だと上質肌理になり、研磨すると魅力的で、ろう質の光沢が出ます。結晶があまり密でないと、研磨すると鈍い光沢が出ます。

 

また、外観だけでなくモース硬度5から6の靱性(耐久性)にも影響を与えます。

K18トルコ石リング

本物と模造品の偽物も多いトルコ石

1971年フランスの宝石合成メーカーのギルソンが、ターコイズの合成に成功してから流通されるようになりました。


そのほかイミテーションには、「ハウライトターコイズ」という名前で販売されている物は模様が似ている白い石(ハウライトやマグネサイト)を青く染めたもので、ターコイズではありません。

 

また、カジュアルなアクセサリーに使用されている物の中には、プラスチック製の模造品を使ってあることもあるそうですので購入の際には注意が必要です。

K18トルコ石リング

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