ダイヤモンドの誕生


ダイヤモンドは、約33億年前に地球内部のマントルの運動によって、地下百数十kmの深さでマントルの中で結晶したといわれます。

 

数億年前の火山活動によって、周囲の岩石を取り込みながら噴火するマグマの中に含まれ地表に噴出しました。冷えたマグマにダイヤモンド原石を含んだキンバーライトが地中に円筒状に残り、これをダイヤモンドパイプと呼び、ここからダイヤモンドが採取されるのです。

 

一方、 長い年月にわたって雨や風によってキンバーライトの地表は侵食されました結果、ダイヤモンドを含んだ砂利が、川や海に流れ出し、川床や海岸にダイヤモ ンドが採れる層を作り出しました。

ダイヤモンド原石

ダイヤモンドの産出国


【インド】

ダイヤモンドが最初に産出された国はインドでした。そのため、流通・研磨・販売において大きな地位を占めています。

【ブラジル】

18世紀の始めに発見されたブラジルダイヤモンド鉱脈は、それから約1世紀に渡ってダイヤモンドの主生産地であり続けました。


【南アフリカ】

現在、アフリカ大陸で良質の鉱脈があり、上位産出国はボツワナやアンゴラ、シエラレオネ、リベリア、タンザニアなどのアフリカ勢が大半を占めています。

【その他産出国】

ロシアでも産出されています。最近ではカナダでの産出があります。オーストラリアはカラーダイヤが産出され注目されています。


ダイヤモンドの採取方法


【パイプ鉱床からの採掘】

パイプ鉱床でダイヤモンドを採掘する工程は、キンバーライトの『採掘』、『粉砕』、『ダイヤモンドの回収』の3つの作業に大別されます。キンバーライトは、爆薬で粉砕され集められます。ダイヤモンド原石の回収率は、掘り起こしたキンバーライトのおよそ2000万分の1。そのうち宝石用品質のダイヤモンドは10〜20%です。

【堆積(漂砂)鉱床での採掘】

火山で円筒状に残ったパイプ鉱床から、風化や侵食によりキンバーライトが河川に流れ出し、流域の砂礫(砂利)の中に堆積して河床や川岸に鉱床を作ります。さらに海に流れ出したものは、再び海岸に打ち寄せられ、海岸に堆積し、再びダイヤモンド鉱床をつくり出します。こうした漂砂鉱床での採掘には、パイプ鉱床のような大規模な採掘機械類は不要で、採掘する範囲が広いため、移動に簡単な採取装置が使われます。ダイヤモンド原石の回収率は砂礫中から約1億分の1の割合でしか見つからず、そのうちの宝石用品質は30%〜40%です。

【露天堀りでの採掘】

アフリカ南部にあるような近代的ダイヤモンド鉱山では、パワーショベルで採掘されています。パイプ鉱床での採掘の初期は、オープン・カストという露天掘りで進められます。地上から螺旋状に大型掘削機で鉱床を掘り下げ、鉱石は大型ダンプで地上まで搬送されます。深さがおよそ 200mほどになると、穴の周囲から岩石の崩壊が起り作業が危険になるため、穴の下を掘る地下採掘法に切り換えられます。


【地下採掘法①:チャンバリング採掘法

チャンバリングのチャンバーとは『箱』を意味します。この名のとおり、鉱脈の中で箱を掘っていくような工法です。坑道の先からドリルと発破で下から上へと堀り進められ、上の階まで掘り終ると、すでに掘ってあるチャンバー(箱)が上から落ちてくるという仕組みです。掘削された鉱石は立杭まで運ばれ、地上へと回収されます。これは、1890年当時のデ・ビアス社支配人のガードナー・ウイリアムズによって導入された採掘法です。

【地下採掘法②:ブロックケービング採掘法

人手をあまり必要としない工法として、考案された採掘法です。キンバーライトの層の下100〜200mに水平間隔で12〜15mごとに坑道を掘り、坑道の先を逆円錐形に掘ることで鉱石が岩盤の重みで落ちるという工法です。落ちてきた鉱石は坑道を通り、一定間隔で待機しているトロッコに乗せられて地上へ運ばれます。1953年南アフリカでは、一斉にこのブロックケービング採掘法に切り換えられましたが、掘り方の技術や重量負荷計算が必要などの問題があり、数々の改良が加えられてきました。

【地下採掘法③:サブレベルケービング採掘法】

鉱脈の中で、約65度の傾斜がある階段状に掘削していく掘削法です。階段の側壁に等間隔に穴を開け、一斉に岩盤を爆破します。崩れ落ちた鉱石は、地下に設けられたふるいに落下します。ふるいを通らない大きい岩は、ハンマーや発破で小さくされます。鉱石は専用の道を通って下の粉砕工場に運ばれて粉砕された後、地上へ運ばれます。


カラーダイヤモンド

【ダイヤモンドの回収】

地上に運ばれた鉱石は、処理・回収プラントに運ばれます。そこで繰り返し粉砕され、3cmほどの大きさの粒にされます。さらに水洗いされ、重液を利用した選鉱が行われます。ここで不要鉱物の約80%が取り除かれます。

 

繰り返しこの工程が行なわれ、回収工程でダイヤモンドと他の鉱物との分離が行われます。この回収工程では、ダイヤモンドが粘着性の高い『グリース』と呼ばれる油に粘着する特性を利用しています。グリーステーブルと呼ばれる、このグリースを塗ったベルトの上に付着したダイヤモンドをグリースと一緒に集め、グリースを蒸気で溶かすことで、ダイヤモンドだけを回収します。

 

またダイヤモンドは、X線を当てると蛍光を発する性質があります。これを利用して、落下する鉱石にX線を当て、蛍光を感知する装置がダイヤモンドにタイミングを合わせて圧搾空気を吹き出し、ダイヤモンドだけを回収する方法もあります。


婚約指輪と4月の誕生石はダイヤモンド


【デビアス社】

18世紀半ば、インド、ブラジルのダイヤモンド資源に陰りが見え始めた頃、南アフリカに大規模なダイヤモンド鉱山が発見されました。 莫大な埋蔵量に南アフリカのダイヤの生産・発掘量は伸び続けました。

 

しかし、それまでの希少性は低下するとともに価値も下がり続けたのです。そこに歯止めをかけようとしたユダヤ人、セシル・ローズが創業したのがデビアス社です。

 

 「ダイヤモンドは永遠の輝き(Diamond is Forever)」

 「婚約指輪は給料3か月分」

 「スゥイートテン・ダイヤモンド」

 

 これらはすべて、デビアス社の打ち出した広告です。


ダイヤモンドの留め方


プロング(PRONG)は、1886年にティファニー社の創業者が開発したことから、「ティファニーセッティング」とも呼ばれています。


カテドラル(CATHEDRAL)は、ダイヤモンドを高い位置に持ち上げるように両脇をスロープで支えた、安定感のあるセッティングです。


ベゼル(Bezel)は、金属の加工された小さな円盤がジェムストーンのガードル部分からリングまでを支えているもので、石の全周囲をしっかり囲んでいます。


テンション(TENSION)は、地金の張力を利用して宝石をしっかりと留めるスタイル。宝石に光を最大限に反射させ、輝きを際立たせるセッティングです。


RINPLA

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